イタリア映画祭2023開幕 4年ぶりに豪華ゲストずらり、名優トニ・セルビッロが初来日
2023年5月3日 13:00

2001年に始まり、毎年春の恒例イベントとして今年で23回目の開催となる「イタリア映画祭2023」が5月2日に開幕した。開会式が有楽町朝日ホールで行われ、今回の上映作品の監督、俳優、プロデューサーら来日した総勢9名が舞台挨拶に立った。
今回、パオロ・ソレンティーノ監督作品で知られる、イタリアを代表する名優トニ・セルビッロが初来日。「私は初めて日本に来ました。私たちは日本の文化を尊敬しており、小津安二郎監督から手塚治虫までさまざまな文化の影響を受けていると思います。今回、私たちの映画でそのお礼ができればと思います」とコメントした。セルビッロは、マルコ・ベロッキオ監督による上映時間330分の超大作「夜のロケーション」に出演、3度目のタッグを組んだロベルト・アンドー監督作「奇妙なこと」にも主演しアンドー監督とともに上映後Q&Aの登壇を予定している。

そのほか俳優は、ルイージ・ロ・カーショが04年以来19年ぶり2度目の来日となり、トンマーゾ・ラーニョ、カシャ・スムトニャクも東京訪問を喜んだ。また、ベネチア国際映画祭でドキュメンタリー映画として史上初の金獅子賞受賞したジャンフランコ・ロージのほか、ロベルト・アンドー、新鋭キアラ・ベッロージら監督陣も駆け付けた。
本映画祭で上映されるのは、すべて日本初公開となる新作14本。エンタメ作品、国際映画祭をにぎわせた巨匠監督の映画やLGBTQ+やSDGs をテーマにした作品などフレッシュでバラエティーに富んだラインナップが揃った。
なお、オープニング作品「遺灰は語る」のパオロ・タビアーニ監督による上映後Q&Aが予定されていたが、タビアーニ監督の体調不良により見送られた。「イタリア映画祭2023」上映作品ラインナップとスケジュールは公式HP(https://www.asahi.com/italia/2023/
)で告知している。
■東京会場
会期: 5月2日(火)~5月7日(日)
会場:有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階)
<当日券>A~Y作品1回券:一般1,900円/学生1,600円 Z作品1回券:一般5,000円/学生4,200円
会期:6月10日(土)~6月11日(日)
会場:ABCホール(大阪府大阪市福島区福島1-1-30)
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