鈴鹿央士主演ドラマ「スイートモラトリアム」キービジュアル完成 新キャストに中島歩、若林時英
2023年5月1日 04:00
本作は、マンガアプリ「マンガボックス」で連載されていた同名漫画(著:たまいずみ)を実写化。大学生の主人公と今カノ、元カノの三角関係を中心に、恋愛や生き方に不器用な若者たちの等身大の姿を描く。
柏木心は、付き合い始めたばかりの彼女・上条小夜と幸せな大学生活を送っていた。そんな彼の日常をぶち壊すかのように、元カノ・大森りんごが心の家に転がり込んでくる。かつてフラれたことへの未練なのか、心は成り行きで元カノとの同棲生活を始めるが、今カノの小夜が元カノ・りんごの存在に気付いてしまう。
主人公の心を鈴鹿が演じ、自由奔放な元カノ・りんご役で小西桜子、今カノ・上条小夜役で田辺桃子が共演。監督は玉田真也(「そばかす」「僕の好きな女の子」)と頃安祐良(「日曜日とマーメイド」「ナポレオンと私」)が担当し、脚本は玉田と頃安のほか、加藤綾子が手掛ける。
TBSドラマ初のレギュラー出演となる中島が演じるのは、りんごの今カレ・葛西繁人役。繁人(通称:しげ)は、りんごが勤める古着屋「Ange」の店長。しかし、女性関係にだらしなく、りんごに対して暴力的な一面も持ち、心たちの三角関係を大きく動かすきっかけを作るキーマンとなる。中島は「しげのように女性に暴力をふるい暴言を吐くことは僕には共感できないですが、その行為に至ってしまう何かを丁寧に探っていきたいです」と意気込みを語った。
一方、若林は心の良き理解者の友人・田中広紀役で出演。1月期放送のドラマストリーム6作目「ブラザー・トラップ」で主人公と恋仲になる年下男子の同級生役を演じた若林は、今作でもよき友人役を担う。三角関係に悩む心の変化にいち早く気づき、厳しくも優しく、3人を見守る存在になっていく。
若林は「『ブラザー・トラップ』以来にこの枠に参加できること、正直にうれしかったです!」と喜びを語るとともに、「リハーサルの初日に鈴鹿君がスタッフさんを含め『みんなで食事をしましょう!』と声をかけてくださって。なんていい人なんや!って、めちゃくちゃうれしかったのを覚えています!」と撮影を振り返った。
「スイートモラトリアム」は、5月16日正午から「Paravi」と「U-NEXT」で先行有料配信開始後、5月23日深夜24時58分より地上波放送がスタート。地上波放送後には、「TVer」「TBS FREE」で1週間無料見逃し配信される。中島、若林のコメント全文は以下の通り。
台本を読んだときに、それぞれの登場人物が強いコンプレックスを抱えていることがわかったので、それを一人の人間として演じることは容易ではないと感じました。
僕が演じるしげのように女性に暴力をふるい暴言を吐くことは僕には共感できませんが、その行為に至ってしまう何かを丁寧に探っていきたいです。
先日撮影前にお稽古をしたのですが、とても充実した時間になりました。どのキャストのみなさんもお芝居に熱心なので刺激をもらっています。いろいろなバージョンを試しながらそれぞれの役の人物像、関係性を探ることができたので、それを撮影にも反映しながら、これからさらにこの作品を深めていきたいです。
このドラマのお話をいただいたとき、『ブラザー・トラップ』以来にこの枠に参加できること、正直にうれしかったです!
男女共通の悩み、若気の至り、エモいエピソードが渋滞している作品だなと感じ、単純に恋愛っていいなと思いました(笑)。
今回は初めましてのキャストの方が多かったので、リハーサルの初日に鈴鹿君がスタッフさんを含め「みんなで食事をしましょう!」と声をかけてくださって。なんていい人なんや!って、めちゃくちゃうれしかったのを覚えています!
リハーサルを経て、演者・スタッフで共通認識ができてからのスタートなので、いい状態で撮影に挑めるのではないかなと思っています。
田中は物事を俯瞰的に見る能力と、自分の恋愛価値観についてしっかりとした芯があるキャラクターだと思います。原作の世界観を壊さず、田中役を丁寧に演じ、皆様に届けられたらと思っております。どうぞお楽しみに!