東卍結成メンバーの青春がつまった“激エモ”海岸線ツーリング　映画「東京リベンジャーズ2」本編映像＆場面写真4点

2023年4月19日 07:00

大ヒット映画の続編2部作の前編「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編　運命」から、「東京卍會」（東卍）結成直後の“激エモ”シーンを映した本編映像がお披露目。結成メンバーの青春がつまった、海岸線ツーリングの様子が切り取られている。

原作は、累計発行部数7000万部（3月時点）を超え、1月に連載が完結を迎えた、和久井健氏による人気漫画。2021年7月9日に公開された実写映画「東京リベンジャーズ」には、北村匠海をはじめ、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮らオールスターキャストが集結した。タケミチがタイムリープを繰り返しながら、かつての恋人・ヒナタ（今田）の命を救うため、ダメな自分の人生に命を懸けてリベンジしていく胸アツなストーリーが人気を呼んだ。最終興行収入45億円、観客動員335万人を記録し、同年の劇場用実写映画で1位となった。

2部作となる続編には新たに、永山絢斗が場地圭介役、村上虹郎が羽宮一虎役、高杉真宙が松野千冬役で参加し、原作の人気エピソード「血のハロウィン編」が描かれる。凶悪化した東卍によって、タケミチの目の前で再びヒナタが殺される。彼女を救う鍵は、東卍結成メンバー6人を引き裂く“悲しい事件”にあった。

絶対的なカリスマ性で東卍を統べるマイキーを筆頭に、仲間のために命を張るチームを志したメンバーを襲った悲劇。信頼した仲間との間にできた軋轢は簡単に修復できず、残酷な“運命”は逃れることのできない“決戦”へと向かい、メンバーの葛藤がエモーショナルに描かれる。全編を通じて緊張感のあるシリアスな雰囲気が漂うが、唯一本作のなかで穏やかなシーンといえるのが、東卍結成をめぐるエピソード。ある事件を機にばらばらになった現在とは打って変わり、大切な仲間との時間を全力で楽しむメンバーの笑顔が印象的だ。

場地の「チーム作んねえか」という一言で始まった東卍。総長は無敵のマイキー、副総長は頼れる兄貴肌のドラケン、親衛隊はまとめ役の三ツ谷（眞栄田）、旗持ちは力自慢のパーちん（堀家一希）、そして、特攻隊は場地と一虎。新たに披露された本編映像は、三ツ谷の仕立てたトップク（特攻服）に袖を通し、興奮しきりの彼らが、海岸線をツーリングするシーンだ。仲間たちと並び、愛車とともに海風を感じる姿から、決して色褪せることのない青春を満喫していることが伝わってくる。

眞栄田は「現場の話の延長であったり、その時の雰囲気で撮影がスタートしていたこともあった」と、撮影を振り返る。永山は「場地は全編を通じて辛いシーンが多かったので、結成メンバーとの過去のエピソードはボーナスタイムのような時間でしたし、本当に青春しているような感じでした」と、思い入れの深い時間となったことを明かした。

映像の後半では、“バブ”と呼ばれる愛機を持つ前のマイキーが、原動機付自転車の“ホーク丸”でのんびり走り、待ちくたびれたメンバーから総ツッコミをくらう、心和むシーンも。吉沢は「全編を通してシリアスなシーンが続くなかで、結成メンバーにとって唯一心を落ち着けるシーンでした。6人で作り上げた空気感に支えられながら楽しく演じることができました」と、心の拠りどころとなる、重要なシーンだったと語っている。

「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編　運命」は4月21日、「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編　決戦」は6月30日に公開。なお4月20日午後6時以降には、5都市6劇場で、「超最速上映！　イッキ見前夜祭」も開催される。