実写映画「ピーター・パン&ウェンディ」キャラポスター “フック船長”ジュード・ロウ「登場人物の背景が深掘りされている」
2023年4月7日 13:00
ディズニーの名作アニメを実写映画化する「ピーター・パン&ウェンディ」で、物語のカギを握る5人のキャラクターポスターがお披露目された。フック船長役を務めるジュード・ロウは、「登場人物の背景が深掘りされているから、観客は彼らの過去や、友だちが欲しいと思っていた気持ちも、より理解できると思う」と、おなじみのキャラクターの知られざる素顔に迫った本作の魅力を語っている。
原作は、スコットランドの作家ジェームス・マシュー・バリーによって生み出された児童ファンタジー。1953年製作のディズニーアニメ「ピーター・パン」をはじめ、映画、ミュージカル、テーマパークのアトラクションなど、さまざまな形で親しまれてきた。不思議な国ネバーランドで、大人になることを拒む少年ピーター・パンと、英ロンドンに住む少女ウェンディら姉弟が、冒険を繰り広げる。
そして、アニメの全米公開70周年を迎えた2023年、実写映画として新たな冒険を描く「ピーター・パン&ウェンディ」。アニメでは、フック船長はピーター・パンとの決闘で腕を失ったとされていたが、本作ではいままで明かされることのなかった宿敵同士の秘められた過去も描かれる。また、タイトルが示す通り、ピーター・パンとウェンディがダブル主演となっているのも見どころだ。
ピーター・パンとして、映画初主演を務めるアレクサンダー・モロニーは、「観客はこれまでにも知っている、ふたりのライバル関係を見ることができると思います。ただ、これまでより、もっとその関係が深く描かれています。もちろん、これまでと同じようにネコとネズミの追いかけっこ的な楽しみもありますし、アクションシーンも楽しんでもらえると思います」と、宿敵同士であるピーター・パンとフック船長の変わらぬ魅力と新たなエッセンスをアピールする。
ロウも「ピーター・パンとフック船長のライバル関係や、身体を張ったアクションシーンもすばらしいし、とても親しみやすい作品になっていると思うよ。僕にとっては、“良い男”(笑)を演じることができたのは、特に良かったし、フック船長がどういう人物で、なぜこんなに象徴的なキャラクターなのかを理解することができた」と、ジョークを交えながら、役に対する思い入れの強さを示している。
モロニーとロウに加えて、ミラ・ジョボビッチとポール・W・S・アンダーソン監督の娘で、ウェンディ役で映画初主演を果たすエバー・アンダーソン、ピーター・パンの親友ティンカー・ベル役のヤラ・シャヒディ、先住民の戦士タイガー・リリー役のアリッサ・ワパナタックが共演。「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」「グリーン・ナイト」のデビッド・ロウリーが監督を務め、ディズニー作品「ピートと秘密の友達」でもタッグを組んだトビー・ハルブルックスと共同脚本を担当している。
「ピーター・パン&ウェンディ」は、4月28日からディズニープラスで配信開始。新たなネバーランドでの冒険を繰り広げるキャラクターたちは、以下の通り。
大人になることを拒んでいる少年。いつもティンカー・ベルと一緒だが、新しい仲間を探しては、ネバーランドにいる子どもたち(=ロスト・ボーイズ)とともに冒険の旅に出る。1番の宿敵は、複雑な過去を持つ邪悪な海賊フック船長。
寄宿学校を避け、大人になりたくないと思っている13歳の少女。ある日、ピーター・パンに導かれ、夢と冒険を求めてネバーランドに旅立つ。情熱的で真っ直ぐな性格で、弟のジョンとマイケルをいつも守っている。
ピーター・パンの宿敵。極悪非道な海賊で、かつてピーター・パンとの決闘で右手を失ったことから、右手がフックになっている。自分の船ジョリー・ロジャー号に乗って、ネバーランドを航海しながら、ライバルであるピーター・パンのことをいつも探している。
ピーター・パンといつも一緒にいる妖精。飛べるようになる魔法の妖精の粉を持っている。ピーター・パンにしか通じない妖精の言葉を話し、彼のことを深く愛している。
先住民の戦士で、ピーター・パンの姉のような存在。いつも白馬を連れていて、ロスト・ボーイズのことを見守っている。
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