「BTS」SUGAのドキュメンタリー、予告完成　坂本龍一さんと談笑する貴重シーンも

世界的ロックバンド「コールドプレイ」をはじめ、PSY、スティーブ・アオキ、「ザ・チェインスモーカーズ」、ホールジーといった各国のビッグアーティストとコラボレーションを重ねてきたSUGA。本作では、ソロアルバム制作やコンサートツアーを同時に行う大型ソロプロジェクトの一環として、韓国のソウルや平昌、春川のほか、アメリカのラスベガス、マリブ、サンフランシスコ、そして東京などを横断する旅に密着する。

劇中には、SUGAが、ミュージシャンたちと作曲の悩みを語り合ったり、自身のトラウマとなった記憶を深く掘り下げ、最新曲の歌詞を書き上げたりと、華やかな表舞台では決して見せない楽曲制作の苦悩、活動への不安を明かすリアルな場面も。プライベート感溢れる素顔や旅行中の弾ける笑顔から、ストイックな舞台裏まで、さまざまな顔が切り取られている。さらに、SUGAのソロアルバム「D-DAY」に含まれる楽曲のライブクリップも収録される。

予告編では、SUGAが「30歳でできることは多いよね？　でもどうすれば？」と、自身の悩みを吐露する姿で始まる。「何かを手放す勇気が僕にはない」「いつも辞めたいと思う」「未来が不安」など、ありのままの感情を見せるSUGA。それでも「仲間と一緒なら大丈夫！」と、笑顔で曲作りを楽しんでいる様子も。グランドキャニオンを眺めながら、「もっと人生を楽しみたい」と語ったように、ロードトリップを通して、初めての体験や人々との交流によって成長していくさまが確認できる。

ティザービジュアルは、暗闇のなかでマイクを持った手を下ろし、空を見上げるSUGAを活写。その足にはノイズが走っており、「BTS」でのグループ活動から離れ、たったひとりで世界を相手にパフォーマンスをする孤独のなかで、新たな夢を見つけようとあがくさまが表現されている。

「SUGA: Road to D-DAY」（全1話）は、ディズニープラスで4月21日に配信。