「グレイズ・アナトミー」シーズン20に突入

Liliane Lathan/ABC via Getty Images

米人気ドラマ「グレイズ・アナトミー」が、シーズン20に突入することが明らかになった。ゴールデンタイムで放送されているドラマとしては、米テレビ史上最も長く続いている医療ドラマとなる。

「グレイズ・アナトミー」は、米シアトルの大病院で働くメレディス・グレイ（エレン・ポンピオ）をはじめとする個性豊かなドクターたちの仕事と恋愛を描く人気ドラマ。現在はシーズン19が放送中で、最終回は5月18日に放送される予定だが、同番組を放送する米ABCは早くもシーズン20の制作を発注した。

「グレイズ・アナトミー」とスピンオフドラマ「ステーション19」のショーランナーを務めるクリスタ・バーノフが今シーズンで降板するため、エクゼクティブプロデューサーのメグ・マリニスが新ショーランナーを務めることになる。マリニスはシーズン3にアシスタントとして参加。その後、脚本家として力をつけ、シーズン15でエグゼクティブプロデューサーに昇格。これまでに25話以上の脚本を執筆している。

ちなみに、シーズン19ではショーランナーのバーノフのみならず、マギー・ピアース役のケリー・マクレアリーら多くのレギュラー陣が引退する。ヒロインを演じるエレン・ポンペオも同様で、2月23日放送回で彼女が演じるメレディス・グレイは、物語の舞台であるシアトルからボストンに移住。そのため、現在ではナレーターとしてのみ登場している。

「グレイズ・アナトミー」はシーズン19になっても人気が衰えておらず、米ABCで18～49歳の視聴者層のあいだで人気No.1の番組になっているという。