アントニオ・バンデラスが語る、映画の奥深さ 「コンペティション」舞台裏も収めた特別映像
2023年3月24日 15:00

ペネロペ・クルス、アントニオ・バンデラスが共演し、映画業界の舞台裏を描く「コンペティション」(公開中)の特別映像が披露された。スタッフ、キャストらが本作の魅力を語っている。
「ル・コルビュジエの家」「笑う故郷」などのガストン・ドゥプラット、マリアノ・コーンが監督を務めた本作は、知られざる映画製作の過程を臨場感あふれる手法で描いたドラマ。大富豪の起業家は自身のイメージアップを図るため、一流の映画監督と俳優を起用した傑作映画を制作しようと思いつく。そこで変わり者の天才監督ローラ(クルス)と世界的スターのフェリックス(バンデラス)、老練な舞台俳優イバン(オスカル・マルティネス)という3人が集められ、ベストセラー小説の映画化に挑むことに。しかし、奇想天外な演出論を振りかざす監督と独自の演技法を貫こうとする俳優たちは激しくぶつかり合い、リハーサルは思わぬ方向へ展開していく。
本作の題材について、ドゥプラット監督は「この映画のアイデアはマリアノ、アントニオ、ペネロペと一緒にいつか映画を作りたいという共通の関心から生まれました。本作の構想にたどり着くまで、長い時間をかけてみんなでアイデアを探し意見を出し合いました」と成り立ちを明かし、クルスは「映画業界は探求しがいのある題材が豊富なので、興味深かったです。業界の裏を描いた映画は多くないですが、業界を知らない人も興味を引かれ楽しめるようなユーモアを感じられるポイントが多いと思います」と話す。
バンデラスは「この作品には、芸術世界のデタラメに対する批判という単純なものが多く反映されています。とりわけ芸術世界はデタラメだらけですよ」と笑いつつ、「映画というものは面白いものですが、常に苦みや酸味のある感情が奥底にあるので私は大好きです」と映画の奥深さを語る。
そのほか、カットがかかった瞬間に吹き出してしまうバンデラスの姿など、愉快な撮影の様子も収められている。
(C)2021 Mediaproduccion S.L.U, Prom TV S.A.U.
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“究極の推し活”を知ってますか?
大好きな俳優が出てる映画を「製作費提供」で応援できる!! これ革命的すぎますよ…!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

個人的に“過去最高”!!
【たった“1秒”が爆発的に話題になった映画】実際に観たら…全てが完璧、全編がクライマックス
提供:ワーナー・ブラザース映画

名作映画に新風、吹き込む!
【大人気企画】過去の名作を新たな日本語吹き替えで…一挙に放送!(提供:BS10 スターチャンネル)