ミシェル・ヨーの謎ダンス&変顔、キー・ホイ・クァンの“うっかり”も 「エブエブ」爆笑NGシーン集
2023年3月17日 12:00

第95回アカデミー賞で作品賞を含む最多7部門受賞を果たした「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(略称:エブエブ)の撮影舞台裏を映したNGシーン集が披露された。
新進気鋭の製作・配給スタジオ「A24」による最新作で、カンフーとマルチバース(並行宇宙)の要素を掛け合わせた異色のアクションアドベンチャー。破産寸前のコインランドリーを経営する中国系アメリカ人のエブリン(ミシェル・ヨー)。国税庁の監査官(ジェイミー・リー・カーティス)に厳しい追及を受ける彼女は、突然、気の弱い夫・ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)といくつもの並行世界(マルチバース)にトリップ。「全宇宙に悪が蔓延っている。止められるのは君しかいない」と告げられ、マルチバースに蔓延る悪と戦うべく立ち上がる。
第95回アカデミー賞では、作品賞のほか、監督賞(ダニエルズ)、脚本賞(ダニエルズ)、主演女優賞(ミシェル・ヨー)、助演男優賞(キー・ホイ・クァン)、助演女優賞(ジェイミー・リー・カーティス)、編集賞の計7部門を受賞。SNSでは「年間ベストどころか映画史に残る超絶ミラクル面白大傑作」「最高の最高の最高の最高の最高でした」という絶賛評から「開始5分からエンドロールまで涙」「奇天烈な映画なのにびっくりするくらい涙出てた」といった笑いと涙に溢れたカオスな体験談が溢れかえっている。

NGシーン集は、ミシェル・ヨーのチャーミングな姿を映し出している。謎のダンスを踊り狂い、パンツ一枚の監督のお尻にムチを振り下ろしたかと思いきや、真面目なシーンでゲップをかます往年の名俳優ジェームズ・ホンに「最悪よ!!!(笑)」と叫び、自身も衝撃の変顔を披露。これまでのイメージを覆すキャラクターを存分に楽しんでいたようだ。
撮影当初、そんなミシェルの姿を見たアシスタントからこっぴどく叱られていたというダニエルズ(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート)。「撮影が始まってからの数日間、アシスタントはすごく怒っていたんだ。『ミシェルをそんな風に見せたらダメ。そんなことしないで!あのカツラはやめて!ミシェルには白髪なんてないのよ!』なんてまくし立てていたよ…(笑)」と裏話を明かした。
また、ウェイモンドを演じたキー・ホイ・クァンがうっかり役名を忘れ、撮影中に「ミシェル!」と本名を呼んでしまうお茶目なNGシーンも。脚本段階ではミシェルの役名はエヴリンではなく、本名のミシェルが使われていたそう。脚本を読み込んでいた真面目なクァンは、撮影中に何度もNGを出してしまったようだ。


そのほか、注目のアクションシーンの舞台裏、ファンの間で話題となっている“ソーセージの世界”や“石の世界”、そして日本でも「glee グリー」ファンを中心に注目を集めている、ラカクーニ(=アライグマ)を頭に乗せたハリー・シャム・Jr.のシュールすぎる撮影シーンも収めている。
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は、公開中。
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