真木よう子が今泉力哉監督「アンダーカレント」に主演 役に入り込み「ショックのあまり気を失った初めての作品」
2023年3月16日 06:00

真木よう子が、カルト的な人気を誇る豊田徹也氏の同名長編漫画を今泉力哉監督が映画化する「アンダーカレント」で主演を務めることがわかった。このほどイメージビジュアルと映像(https://www.youtube.com/embed/rGmCVuQt5qA)が公開された。
2004年に「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載、05年に単行本が出版され、「まるで1本の映画を観ているようだ」「何度も読み返したくなる」と漫画評論家の間や口コミで高い評価を得た原作は、2009年パリで開催されたジャパンエキスポで、フランスの批評家と記者が選出する「第3回ACBDアジア賞」を受賞、2010年には「漫画界のカンヌ映画祭」と呼ばれるフランス・アングレーム国際漫画祭のオフィシャルセレクションに選出された。さらに2020年にフランスメディアで発表された「2000 年以降の絶対に読むベき漫画100選」では3位に選ばれるなど、フランスを中心とした海外でも人気を博している。
家業を継ぎ、夫の悟と銭湯を切り盛りし順風満帆な日々を送るかなえ。しかし突然、悟が失踪する。彼の行方は一向に分からず、 途方に暮れるかなえだったが、一時休業していた銭湯の営業を再開させる。そこに「働きたい」という謎の男・堀が現れ、ある手違いをきっかけに住み込みで働くことに。その日からかなえと堀の不思議な共同生活が始まる。友人から紹介された胡散臭い探偵・ 山崎とともに期間限定で悟を探しながら、穏やかな日常を取り戻しつつあったかなえ。しかし、ある事件をきっかけに、堀、悟、そしてかなえが閉ざしていた心の深層(アンダーカレント)が、徐々に浮かび上がってくる。
真木にとって2018年公開の「焼肉ドラゴン」から5年ぶりの主演作となる。かなえを演じた真木は「しばしば役に入り込むあまり、撮影期間中はかなり辛かった事を覚えています。ショックのあまり気を失った初めての作品です」とコメント。 今泉監督は「きっと真木さんにしか演じ得ない、かなえがこの映画には写っています」と、真木への信頼と情熱を語っている。映画は2023年秋公開。

原作をかなり前に読んでいて、この作品を映画で表現できたらと思うことがあり、まさか本当に映画化され、自分にオファーをいただけるとは驚きました。 大好きな原作だったので、断る理由がありませんでした。 今泉さんは、彼の中でもう既に絵を描いているタイプの監督なので、 そのような方には信頼し、全てお任せするようにしています。 普段は監督と相談したり等しますが、今回それはしないようにしました。 私は、しばしば役に入り込むあまり、撮影期間中はかなり辛かった事を覚えています。ショックのあまり気を失った初めての作品です。 どうか映画館にて見届けて頂けたら幸いです。
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