劇場公開25周年!「タイタニック」が今も人々を惹きつける理由は? 悲しい運命の始まりを収めた映像も公開
2023年2月9日 13:00

「タイタニック」の劇場公開25周年を記念した「タイタニック ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター」の本編映像の一部(https://youtu.be/ynafpUZdYQk)が披露された。不沈を謳っていたはずのタイタニック号が氷山と衝突し、悲しい運命が始まる瞬間を収めている。
1997年に公開された「タイタニック」は、1912年に実際に起きたタイタニック号沈没事故をベースに、新天地アメリカを目指す画家志望の青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)と上流階級の娘ローズ(ケイト・ウィンスレット)の愛の物語を描く。
ジャックとローズが織りなす美しくも切ないラブストーリーが話題を呼び、アカデミー賞で作品賞を含む史上最多タイの11部門を受賞、日本でも約1年にわたるロングラン上映となる大ヒットとなり、当時の全世界興行収入1位を記録した。
劇場公開から25年が経った今でも、好きなラブストーリーとして「タイタニック」を挙げる映画ファンは多い。披露された映像にもあるように、思わず身震いしてしまうようなリアルな沈没の描写だけではなく、そのなかで起こる主人公たち、そして同じくタイタニック号に乗船していたさまざまなキャラクターの人間ドラマが色濃く描かれている点も、「タイタニック」が長年愛される大きな魅力の一つと言えるだろう。
タイタニック号自体も重要な“キャラクター”であり、ジェームズ・キャメロン監督は製作当時に「この映画を作るにあたっての私の目標は、この悪名高い船の劇的な死だけでなく、その短く輝かしい人生も見せることでした」とコメントしている。
さらに、「タイタニック号を沈めたのは、実のところ船の技術的欠陥ではなく、ヒューマンエラーのせいだったからね。技術自体には問題なく、当時としては最先端のものだった」といい、「タイタニック号から引き出すことのできるメタファーはたくさんあり、85年も前(※製作当時)に起きた災難でありながら、タイタニック号の沈没がいまだに一般大衆の興味を惹き続ける理由はその点にあると思うよ」と、タイタニックという題材についても語っている。
「タイタニック ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター」は、2月10日から2週間限定で公開。
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