“大きな墓石”と化したアパートで、戦慄の一夜が更けていく インドネシア歴代3位の大ヒットホラー「呪餐」予告
2023年2月2日 18:00

インドネシアで観客動員640万人を突破し、同国の歴代興行収入第3位となった大ヒットホラー「呪餐 悪魔の奴隷」の予告編と新場面写真10点がお披露目。映像には、嵐で孤立し、多数の遺体が放置されたままのアパートの住人たちに襲いかかる戦慄の一夜が切り取られ、息つく間もなく衝撃カットが連続する。

1980年代、「イスラム教圏で最も恐いホラー映画」として話題を集めたインドネシア映画「夜霧のジョギジョギモンスター」。その舞台を現代に移してリメイクした「悪魔の奴隷」は、2017年のインドネシア国産映画観客動員数1位(420万人)を記録した。本作は、「悪魔の奴隷」から4年後を舞台に、主人公のリニ一家を再び襲う恐怖を描く。「悪魔の奴隷」のジョコ・アンワル監督が、再びメガホンをとった。東南アジアで初めてIMAX撮影され、釜山国際映画祭をはじめ各国の映画祭に出品。インドネシアアカデミー賞では、7部門ノミネートを果たした。


1984年、インドネシア・ジャカルタ北部。母と祖母を相次いで亡くし、末弟のイアンも行方不明になったリニ(タラ・バスロ)。4年前、それまで住んでいた田舎の一軒家を後にし、父とふたりの弟とともに、ジャカルタ北部の高層アパートに越してきた。その頃、数年にわたり2000人が犠牲となっている、前代未聞の連続殺人事件が世間を賑わせていた。やがて、慎ましく暮らしていたリニたちの周囲を、度重なる不幸が襲い始める。アパートのエレベーターが落下し、多くの住人が命を落とし、父も重傷を負う。さらに、死者の埋葬もままならないまま、局地的な大嵐で下層階が浸水。停電も併発し、完全に孤立してしまう。リニたち住人は、暗闇をまとった寒々しいアパートで、多くの遺体と一夜を過ごさなければならなくなる。


予告編では、目を塞ぎたくなるほどおぞましいシーンが、怒涛の勢いで展開。エレベーターが落下する場面には始まり、祈りを捧げる女性の背後に出現する布に包まれた遺体、体がねじ曲がった人間、女性の口から這い出す“何か”が活写されている。映像の最後は、儀式を行う人々の影に重なるように、「“神”に服従しろ、間もなく“神”が誕生する」という恐ろしい声がこだましている。

場面写真には、恐怖に顔が歪む住人たち、返り血を浴び叫ぶ少女、助けを求め祈りを捧げる者、何かに追われている子どもたちなどが写し出されている。“大きな墓石”と化したアパートで生き残った者たちに降りかかる恐怖が垣間見える。
「呪餐 悪魔の奴隷」は、2月17日から全国公開。
Copyright (C) 2022 Rapi Films
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