“歌うワニ”大泉洋の歌声初披露!「こんなにOKが出なかった仕事は久々」 「シング・フォー・ミー、ライル」日本語版予告
2023年1月31日 07:00

バーナード・ウェーバーによる世界的ベストセラー絵本をミュージカル映画化する「シング・フォー・ミー、ライル」から、日本語吹き替え版予告編(https://youtu.be/kcxptKOYds8)が公開され、歌うワニ・ライル役を務める大泉洋の歌声が初披露された。あわせて、大泉のインタビュー映像第2弾(https://youtu.be/nyUqT86MiOk)もお披露目された。
本作は、ショービジネスの街・ニューヨークを舞台に、ワニのライルが音楽を通じて人間と心通わせるさまを、珠玉のミュージカルナンバーとともに描く物語。「グレイテスト・ショーマン」「ラ・ラ・ランド」の音楽スタッフと、ウィル・スペック監督、ジョシュ・ゴードン監督がタッグを組んだ。
言葉を話さず、歌でしか思いを伝えられないライルの声を、オリジナル版では世界的シンガーソングライターのショーン・メンデス、日本語吹き替え版では大泉が担当。石丸幹二がショーマンのヘクター(ハビエル・バルデム)、水樹奈々が、孤独な少年ジョシュの母ミセス・プリム(コンスタンス・ウー)の声を担う。
ヘクターはある日、古びたペットショップで、魅惑の歌声を耳にする。歌っていたのは、驚くべきことに、ワニのライルだった。ヘクターはライルを相棒にしようとするが、ライルのステージ恐怖症が判明し、ショーは大失敗。ヘクターは去り、取り残されたライルはたった1匹で、アパートの屋根裏に隠れ住む。長い月日が経ったある日、少年ジョシュ(ウィンズロウ・フェグリー)と家族がライルの潜む家に越してくる。ジョシュもまた、ライルと同じく心に深い孤独を抱えていた。ジョシュを前に、再びゆっくりと歌い始めるライル。やがてふたりは、歌を通して絆を深めていく。
予告編の前半では、ネオン輝く夜のブロードウェイの屋上で、ライルが伸びやかな歌声とともに踊る、胸高鳴るナンバー「Top Of The World」、後半では遠く離れてしまった大切な人へ贈る切ないバラード曲「Carried Away(キャリード・アウェイ)」という、異なる曲調の2曲が切り取られている。
インタビュー映像で大泉は、「どの曲も歌っていて楽しかったですね。『Top Of The World』は歌っていて気持ちがいいし、『Carried Away』も切なくてかわいそうで、声を入れていたら泣きそうになりましたね」と述懐。さらに、「『Carried Away』は歌というよりは、僕のなかではこれはセリフだっていう感覚でしたね」「こんなにOKが出なかった仕事は久々だなっていう、本当に勉強になりました」と、言葉ではなく歌だけで思いを伝えるライルという役への向き合い方を語った。
「シング・フォー・ミー、ライル」は、3月24日から全国公開。
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