「ジョーズ」に関する後悔 スピルバーグ監督が告白
2022年12月21日 13:00

スティーブン・スピルバーグ監督といえば、長年に渡り活躍している稀代のヒットメーカーだが、最初のヒット映画となった「ジョーズ」(1975)に関して、後悔の念を抱いていることを明らかにした。
最新作「フェイブルマンズ」を抱えるスピルバーグ監督は英BBCの長寿ラジオ番組「Desert Island Discs」にゲストとして登場。お気に入りの音楽とともにキャリアを振り返る内容だが、「ジョーズ」に関して後悔していることがあると語った。
「私がいまでも恐れているのは、サメに食べられることではなく、1975年以降、漁師たちによるサメ狩りブームを引き起こしてしまった張本人として、サメたちに憎まれているのではないかということです。この映画と原作本のせいで、サメの生息数が減少したことについて、心から後悔しています」
実は「ジョーズ」の原作者ピーター・ベンチリーも、サメの生息数の激減に関与したことを謝罪。2006年に英デイリー・エクスプレス紙に対して、「いまの知識があれば、あの本を書くことはなかっただろう」と告白している。
「人肉を好む凶暴な人食いザメはこの世に存在しない。実際、サメは人間を一口以上食べることはまずない。人間は痩せていて食欲をそそらないからだ」
「フェイブルマンズ」は、スピルバーグ監督初の自伝的映画で、トロント国際映画祭で観客賞を受賞。アカデミー賞有力作品として賞レースで注目を集めている。「フェイブルマンズ」は2023年3月3日全国公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
BS12 年またぎ映画祭2025
【全部無料の神企画】筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー