映画と映画館への讃歌――サム・メンデスが最も個人的な思いを込めた「エンパイア・オブ・ライト」本予告
2022年12月20日 12:00

サム・メンデス監督がサーチライト・ピクチャーズとタッグを組んだ「エンパイア・オブ・ライト」の本予告映像(https://youtu.be/CxQeGdR10eo)と場面写真が、このほどお披露目された。
本作は、メンデス監督が初の単独脚本に挑み「最も個人的な思いのこもった作品」と明かしたヒューマンドラマ。アカデミー賞の前哨戦として注目される第80回ゴールデングローブ賞では、オリビア・コールマンが主演女優賞(ドラマ部門)にノミネート。「胸が張り裂けるほど、愛おしい映画。メンデス監督の最高傑作」(VANITY FAIR)、「オリビア・コールマンの忘れがたい、キャリア最高の演技」(/FILM)、「大スターの風格、コールマンの驚くべき偉業」(DEADLINE)と海外のメディアからも絶賛されている。


英国の海辺の映画館「エンパイア劇場」で働く主人公のヒラリー(コールマン)。過去に辛い経験をしたことから、心に闇を抱え、静かに日々を送るヒラリーの前に、厳しい不況の中、夢を諦めて映画館で働くことを決意した青年スティーヴン(マイケル・ウォード)が現れる。前向きに生きるスティーヴンと心を通わせながら、ヒラリーは生きる希望を見出していく。
映像では「諦めちゃだめ。自分の人生は自分で掴むの」と語り、明るく過ごすヒラリーの姿が映し出されたかとおもいきや、容赦なく訪れる時代の荒波によって、まるで人が変わったかのように心を不安定にする姿も。過酷な現実と対面してもなお懸命に生きようとするヒラリーとスティーヴン。それでも続いていく人生の先に待ち受けるものとは……。


コロナ禍におけるロックダウンを経験し「映画館がなくなってしまうのではないか」という懸念が心をとらえたメンデス監督。“今こそ映画館への愛を形にするときだ”と考えたことから本作の制作をスタートさせたという。「人には生活から逃げて、想像力をフルに使い、別の自分を見つける場所が必要だ。ある人は本の中に、またある人は音楽や演劇の中に、この映画の登場人物の場合は映画館の中に逃げ場を見つける」と語るように、劇中では舞台となる1980年代初頭の社会不況のなか、人々に寄り添い心躍らせた映画と映画館、そして音楽といった当時のポップカルチャーへの惜しみない愛と讃歌がつづられていく。
「エンパイア・オブ・ライト」は、2023年2月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開。
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