大泉洋、目黒蓮との“厚底対決”リベンジ成功も憮然「おまえは普通じゃねえか」
2022年12月10日 17:41

佐藤正午氏の直木賞受賞作を映画化した「月の満ち欠け」の大ヒット御礼舞台挨拶が12月10日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、主演の大泉洋をはじめ有村架純、「Snow Man」の目黒蓮、柴咲コウ、廣木隆一監督が顔をそろえた。

入場時、目黒は笑いをこらえ切れない様子で、有村を挟み大泉は一歩一歩を確かめるように登壇した。そして大泉の「気持ちが高ぶっているのか、今日は視界が高い気分です」との第一声に、目黒がすかさず「厚底。見たことのない厚さ」とツッコんだ。
それでも大泉は、素知らぬ顔で「目黒、小さくなったか。忙しすぎるのか」と勝ち誇った表情。前回の舞台挨拶で、目黒が厚底靴をはいてきたため自身が低く見られることが気に入らなかったため、この日スタイリストに発注したそうで、「どうしても目黒に負けたくなかった。今日が最後のチャンスだから。と思ったら、おまえは今日、普通じゃねえか」とリベンジを果たしても釈然としない表情だった。

映画は9日までの公開8日間で観客動員40万人、興行収入5億5000万円を突破。この日もリピーターが数多く見られ、大泉は「2度、3度と見ると、このセリフはこういう気持ちでしゃべっていたんだなどいろいろ考えられて景色が変わります。皆さんの心が豊かになってくれたらうれしい」とPRに努めた。

今年を振り返り、「忙しかった。あまり休みもなくて、来年はもうちょっと休みがあるといいなあ。でも、あまりないのは分かっているんだけれどね。夢も希望もないわ」とノリツッコミで寂しげな笑み。そして、「皆、頑張ろうね」と自らを奮い立たせるように語った。
有村は、「一つ一つの作品と向き合い、余白がたくさんあったのでより集中して参加できた」と充実した笑顔。柴咲も、「いろいろな作品に携われた。来年は海外に行って違う空気を味わいたい」と抱負を述べた。
目黒は、「来年はジムにいっぱい行ってやろうと思っています。程よく健康的に体を動かしたい」と意欲。だが、大泉はここでも「マッチョになるのか。それで事あるごとに脱いでやろうというのか。おまえらはすぐ脱ぎたがる」とボヤキが止まらなかった。
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