「Mr.Children」、デビュー30周年の締めくくりに映画公開! ファンと織りなす絆と奇跡の物語
2022年11月24日 12:00

メジャーデビュー30周年を迎えた「Mr.Children」の音楽映画「Mr.Childeren『GIFT for you』」が12月30日に公開されることが決定。「Mr.Children」のジャケットデザインなどを数多く手掛けてきたアートディレクターの森本千絵が担当したポスタービジュアルが披露された。

「Mr.Children」は、桜井和寿(Vo、G)、田原健一(G)、中川敬輔(B)、鈴木英哉(Dr)の4人組ロックバンドとして1992年5月にミニアルバム「EVERYTHING」でメジャーデビュー。22年に30周年を記念した全国ドーム&スタジアムツアー「Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス」を開催し、約60万人を動員した。
映画は、ステージ演出映像やライブ映像制作で「Mr.Children」と長きに渡り仕事をしてきた稲垣哲朗監督の「Mr.Childrenと彼らを愛するファンとが繋がる映画を作れないか」という思いから制作されたもの。30周年ツアーの東京ドーム、ヤンマースタジアム長居の各公演、彼らを支える関係者、応募総数数千件のエピソードを元に取材したファンへのインタビュー映像など、「Mr.Children」の30年と彼らを愛する人たちの奇跡の物語となっている。
稲垣監督は「全国の公演に集まった全ての人がどのような日々を過ごし、このライヴへ足を運んでいるのだろうか、そんなことを考えるとふと僕とMr.Childrenと一緒に歩んできたこの15年間の記憶が溢れ出し、不思議と感謝の想いが込み上げてきた」と語る。ファンにインターネットを通じて「Mr.Children」とのエピソードを投稿してもらう企画には、「日本、海外から老若男女、数千件にも上るエピソードが瞬く間に集まり、想像以上の投稿があった」という。
稲垣監督は、「デビュー30年の記念日となる5月10日東京ドーム公演、そしてツアー最終日のヤンマースタジアム長居のライヴ映像を交えながら、Mr.Childrenが30年間傾けてきた音楽への情熱、そしてその音楽と共に生き、愛し、愛した人々、全ての方の愛情と感謝を束ねて、この花束を贈ります」とコメントを寄せた。

ドキュメンタリー映画「Mr.Childeren『GIFT for you』」は12月30日に全国公開。23年1月25日には、ライブDVD&Blu-ray「Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス」(トイズファクトリー)も発売される。
稲垣監督のコメント全文は以下の通り。
「Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス」が幕を下ろしてから3ヶ月経った2022年9月。
最終公演2022.6.19のヤンマースタジアム長居でのライヴ映像を見返しているとそこに映るMr.Childrenとファンの皆さんの喜びに満ちた顔を見て涙が出た。
この会場のみならず全国の公演に集まった全ての人がどのような日々を過ごし、このライヴへ足を運んでいるのだろうか、そんなことを考えるとふと僕とMr.Childrenと一緒に歩んできたこの15年間の記憶が溢れ出し、不思議と感謝の想いが込み上げてきた。
この想いを何とか映像として形にできないだろうか、そんな気持ちが生まれた。
そこから間も無くMr.Childrenと自身のエピソードをインターネットを通じて投稿してもらう「GIFT for you」という企画を立ち上げた。
日本、海外から老若男女、数千件にも上るエピソードが瞬く間に集まり、想像以上の投稿があった。
様々な世代から集まったMr.Childrenへの想いを一言一句目を通していくと、その人達が綴る数々の「ありがとう」の言葉が目に入る。
この形のない愛情という贈り物を映像の根幹にするべきだと考えた。
エピソードを元にファンの方とWEBインタビューを敢行し、それぞれの想いを繋ぎ合わせ、重ねていく作業の日々。
そして企画立ち上げから3ヶ月、彼らの30周年イヤーを締めくくる年末に映画という形で全国の劇場にて公開することが叶いました。
「GIFT」の中にある「僕の方こそありがとう」という歌詞。
これは誰から誰に向けた言葉なのか、その「ありがとう」に込められた物語(モノローグ)を1本1本花束のように重ねていった贈り物がこの「GIFT for you」という映像作品です。
デビュー30年の記念日となる5月10日東京ドーム公演、そしてツアー最終日のヤンマースタジアム長居のライヴ映像を交えながら、Mr.Childrenが30年間傾けてきた音楽への情熱、そしてその音楽と共に生き、愛し、愛した人々、全ての方の愛情と感謝を束ねて、この花束を贈ります。
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