Appleがアカデミー賞狙いの2作品を公開延期か
2022年10月3日 15:00

リドリー・スコット監督がフランスの皇帝ナポレオンを題材にする伝記映画「ナポレオン(原題)」が公開延期となったと、米IndieWireが報じている。
同作は、「ゲティ家の身代金」のデビッド・スカルパが執筆し、スコット監督の製作会社スコット・フリーがプロデュースする意欲作。もともとは「Kitbag」というタイトルで準備されていた同作は、ナポレオンのラブストーリーに焦点を当てた伝記映画で、主人公のナポレオン・ボナパルトにはホアキン・フェニックス、最初の妻ジョゼフィーヌをバネッサ・カービーが演じている。
本企画は、米Appleの映像製作会社Apple Studiosが獲得。Apple TV+のオリジナル映画として製作されており、来年のアカデミー賞の審査対象となるため、年内に劇場公開されるものと見られていた。だが、本作は今年5月にクランクアップしているものの、年内に公開する予定はないという。
また、ウィル・スミス主演の南北戦争ドラマ「Emancipation」も、Appleが賞レースにぶつけてくるとみられていたが、アカデミー賞授賞式におけるスミスの平手打ち事件の影響で、公開の目途が立っていない。
Appleといえば、今年のアカデミー賞において「コーダ あいのうた」で史上初の作品賞という快挙を達成したばかりだが、2年連続とはいかなそうだ。
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