「猟奇的な彼女」監督が描く愛の物語「ハッピーニューイヤー」12月9日公開 予告編&ポスター披露
2022年9月13日 12:00

「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督による初の群像劇「HAPPY NEW YEAR(英題)」が「ハッピーニューイヤー」の邦題で、12月9日より新宿ピカデリーほかで全国公開される。ハン・ジミン、イ・ドンウク、カン・ハヌル、ユナ(少女時代)、ソ・ガンジュンら豪華キャストが登場する予告編と、ポスタービジュアルが披露された。
物語の舞台は、ホリデームードに満ちあふれた高級ホテル「エムロス」。15年間も男友達への告白をためらっているホテルマネージャー(ジミン)。イケメンで優秀だけどクセのあるCEO(ドンウク)。人生どん底の就活生(ハヌル)。下積みを経てスターへ登り詰めた人気アーティスト(ガンジュン)。数時間後に新年が迫るなか、様々な事情を抱える登場人物たちが14人14色な恋愛模様を繰り広げる。
メガホンをとったのは、「猟奇的な彼女」「ラブストーリー」を手掛けた恋愛映画の名手、クァク・ジェヨン監督。ジェヨン監督は「多様なキャラクターが織り成す感情を、観客の皆さんに共感してほしい」と語る。
予告編は、ガンジュン扮するラジオDJのトークでスタート。「今年も終わりですね?」「人生は計画通りにいかないけれど、思い通りにならない時に魔法が起きるかも」というセリフに、登場人物たちの悲しげな表情が重なる。しかし、ホリデーらしい華やかな音楽と「ようこそホテル<エムロス>へ」というテロップでムードは一変する。
ホテルマネージャー(ジミン)は片想いしている男友達(キム・ヨングァン)から自分が働くホテルで結婚式を挙げると告げられ、新米ハウスキーパー(ウォン・ジナ)は掃除中に踊っているところをCEO(ドンウク)に見られてしまう。一方、ドアマン(チョン・ジニョン)は40年ぶりに初恋の相手(イ・ヘヨン)に再会。さらに、人気アーティスト(ガンジュン)にクビを宣告されるマネージャー(イ・グァンス)や、渡り廊下で女子高生(ウォン・ジアン)に告白する男子高校生(チョ・ジュニョン)、高級ホテルの屋上から飛び降りようとする就活生(ハヌル)らの姿が映し出されていく。
あわせて披露されたポスターは、14名の笑顔の写真とともにクリスマスツリーや雪だるまなどのモチーフがちりばめられ、ホリデーらしいデザイン。「だって、それでも、来年こそ運命の恋がしたい!」というコピーが添えられ、たくさんの人々が集まる高級ホテルでどんな恋愛模様が繰り広げられるのか期待が高まる。
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