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インディペンデント・スピリット賞、演技賞の性別区分を廃止

2022年8月30日 11:00

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インディペンデント映画の祭典であるスピリット賞
インディペンデント映画の祭典であるスピリット賞
Photo by Araya Doheny/Getty Images

インディペンデント映画の祭典であるスピリット賞が、2023年から演技賞の性別区分を廃止することが明らかになった。

アカデミー賞をはじめ、映画やテレビの演技賞は「主演男優賞」「助演女優賞」など性別に基づいてカテゴリーが分けられている。だが、近年はジェンダー意識の高まりを背景に、ベルリン国際映画祭や英国インディペンデント映画賞、MTVムービー&TV アワード、グラミー賞などが性別区分を廃止している。

そんななか、スピリット賞も性別区分の撤廃を決定。「私たちは、性別に関係なく素晴らしい演技を称えるためにすでに動いている他の映画祭や授賞式に加わることができて感激しています」とフィルム・インディペンデントのジョシュ・ウェルシュ会長は声明を発表。

「また、男性か女性かの選択を強制することなく、ノンバイナリーの俳優をスピリット賞に迎えることができ、嬉しく思っています」

これまでは「主演男優賞」「主演女優賞」に分けられていた部門を「主演俳優賞」に統一。そして、「助演男優賞」「助演女優賞」は「助演俳優賞」となる。さらに、新部門として「ブレイクスルー賞」が追加。こちらも性別で区別されない。

第38回スピリット賞授賞式は、2023年3月4日(現地時間)に開催される。

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