「アリー my love」の続編シリーズ企画、本格始動
2022年8月23日 09:00

1990年代後半に一世を風靡した大人気ドラマ「アリー my love」の続編シリーズを、米ABCが企画中であることがわかった。米Deadlineが独占で報じている。
米FOXで97年から2002年まで5シーズンにわたって放送された「アリー my love」は、ひょんなことから同級生の経営する米ボストンの法律事務所で働くことになった主人公のアリー・マクビールが、理想の恋愛と幸せな結婚を夢見ながら弁護士としてのキャリアに邁進する姿を描いたリーガルラブコメディ。キャリスタ・フロックハート演じる等身大のヒロインが女性を中心とした視聴者の共感を呼び、世界中で社会現象とも呼ぶべき絶大な人気を博しただけでなく、7度のエミー賞に輝くなど批評家からも高い評価を得た。
その続編となる新シリーズの舞台は、本家シリーズと同じケイジ&フィッシュ法律事務所。かつてアリーの親友でルームメイトだった検事レネ・ラディック(リサ・ニコル・カールソン)の娘と思わしき新人弁護士の奮闘を描くストーリーになるようで、フロックハートもアリー役で復帰するほか、制作総指揮も務める予定だという。
一方、オリジナルシリーズのクリエイターであるデビッド・E・ケリーは、「もう一度『アリー my love』をやるアイデアにはオープンだが、自分がやるべきではないと思っている。もし作るなら、女性が指揮を執るべきだ」と過去のインタビューで明言。その発言通りに、「グレイズ・アナトミー」や「リベンジ」といった数々の米人気ドラマの脚本を手がけてきたカリン・ジストに脚本・制作総指揮・ショーランナーの座を譲り、新シリーズには携わらない模様だ。
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