「TANG タング」ロボットの“正体”は二宮和也だった 自らの提案で一人二役に挑戦
2022年8月19日 07:00

二宮和也が主演映画「TANG タング」(公開中)で、主人公とその相棒になるロボット・タングの一人二役に挑んでいたことがわかった。VFXプロダクション「白組」によって生み出されたタングにモーションキャプチャーで動きをつけ、喜怒哀楽と知能の成長を声で表現している。
本作は、ゲーム三昧で妻に捨てられたダメ男・健(二宮)と記憶をなくしたロボット・タングの冒険を描く。
田口生己プロデューサーは、二宮から健とタングの二役を演じるという提案を受けた時のことを「(提案を受けた)当時は、成長途中のAIであるタングの動きをどうすれば魅力あふれるものにできるか、子どもや大人の俳優さんでモーションキャプチャーのテストを繰り返していましたが、なかなかこれだ!というものにたどり着けていませんでした」と振り返り、「タングは健との旅の中で、健を見て人間の心を学び成長していく、まさに合わせ鏡のような二人だからこそ、二宮さんがタングを演じたことは、この映画の表現を豊かに、そして大きく押し上げてくれるものとなりました」と語る。
メガホンをとった三木孝浩監督も、二宮が演じることについて「その提案に驚きつつもどこか腑に落ちる部分があったのは、二宮くんが顔合わせの時にタングを映し鏡にして自分自身の芝居を見つめ直すチャレンジをしたいと。その挑戦を二宮くんは軽やかにクリアするばかりか、今まで見たことない唯一無二のバディムービーへと昇華させてくれたと思います。今思えば、自分が演じるべきだと感じた二宮くんの直感の鋭さにただただ感嘆するばかりです」とコメントを寄せ、「ポンコツだけどどこか愛らしさのある動きを二宮くんは特に意識して演じてくれました」と評価している。
タングのかわいらしい動きを収めた本編映像の一部(https://youtu.be/Ih7EgOh6Gbo)が披露された。
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