映画「ワンピースフィルム ストロングワールド」声優・あらすじ・主題歌 金獅子のシキは誰?
2022年8月13日 20:00
「ONE PIECE」の劇場版シリーズの第10作「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」が、フジテレビの土曜プレミアム枠で8月13日午後9時から放送されます。
土曜プレミアムでは、最新作「ONE PIECE FILM RED」の公開を記念して、2週連続で劇場版「ONE PIECE」を放送。1週目の8月6日に「ONE PIECE STAMPEDE」が地上波初放送され(「ONE PIECE STAMPEDE」まとめ記事はコチラ/https://eiga.com/news/20220806/11/)、2週目はファン投票で最も支持が厚かった作品を放送する「この夏、みんなが観たい歴代ワンピ映画」企画を開催し、「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」が第1位に選ばれました。
そんなファン人気ナンバーワンの作品「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」は、原作者の尾田栄一郎氏が初めて製作総指揮を務め、オリジナルストーリーを書き下ろした意欲作。本記事では、あらすじ、出演声優、竹中直人さんらゲスト声優、主題歌など主要情報をご紹介します。ぜひ鑑賞のおともにご活用ください!
時は大海賊時代。伝説の海賊王ゴールド・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり海賊が壮絶な戦いを繰り広げていた――。
海賊王をめざす主人公ルフィとその仲間たちはサウザンド・サニー号で偉大なる航路(グランドライン)を突き進んでいたが、突如“海賊王と並ぶ世界最強の男”と謳われる悪魔の実(み)の能力者「金獅子のシキ」がルフィ海賊団の前に立ちはだかる。
ロロノア・ゾロ:中井和哉
ナミ:岡村明美
ウソップ:山口勝平
サンジ:平田広明
トニートニー・チョッパー:大谷育江
ニコ・ロビン:山口由里子
フランキー:矢尾一樹
ブルック:チョー
金獅子のシキ:竹中直人
海賊キタジマ:北島康介
エバー:皆藤愛子
ルフィ海賊団の前に立ちはだかる“最強の敵”金獅子のシキを演じたのは竹中直人さん。尾田氏の強い希望でシキ役をオファーされたという竹中さんは、公開アフレコで「子どもたちに自慢できる仕事ができた」と喜びのコメント。完成披露試写会では、実際のアフレコについて「血管2本切れました」と語り、気合いを入れて臨んだことを明かしていました。
また竹中さんは今作以降、「ONE PIECE FILM GOLD」「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE」にもゲスト声優として参加されました。「ONE PIECE FILM GOLD」では元軍人のダブルダウン役とレーサーのホワイトジャック役で1人2役に挑戦。「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE」の役どころは「映画を見てのお楽しみ」なので、ぜひ作品をチェックしてみてください。
フリーアナウンサーの皆藤愛子さんもゲスト声優として参加されています。当時、お天気キャスターとしてブレイク中だった皆藤さんは、今作で酒場の娘エバー役に挑戦。かかと落としをするシーンもある活発な役どころのため、竹中さんと参加した公開アフレコでは「こんなに大きな声を張り上げることはないので戸惑いもあったが、だんだん快感になってきた」と明かしていました。
2004年にアテネ、08年に北京五輪で競泳金メダリストに輝いた北島康介選手も今作で“ワンピース声優”に! 北島選手をイメージして作られた魚人族の海賊・キタジマ役で声優に初挑戦しています。「ONE PIECE」ファンだという北島選手は、公開アフレコで「自分のキャラクターまで作っていただいて、何も言えないです。今こうしてしゃべってますけど」と北京五輪の名言を交えて語り、イベントを盛り上げていました。
主題歌は、「Mr.Children」の楽曲「fanfare」。尾田氏の熱烈なオファーによって、劇場アニメの主題歌は初挑戦だったミスチルとのタッグが実現しました。尾田氏はメンバーの桜井和寿さんに映画の内容や方向性をつづった手紙送り、桜井さんはこれをもとに楽曲を制作。歌詞には、「航海」「宝物」「帆」など、今作の世界観を表すキーワードが散りばめられています。
発表当時、桜井さんは以下のコメントを寄せていました。
「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」は09年の公開当時、劇場窓口での前売り券販売枚数が、配給の東映史上最高記録を樹立しました。販売枚数に大きく貢献したのが、入場特典の「ONE PIECE」コミック0巻。特典発表後、販売枚数は1週間で約4万枚を超え、品切れになった劇場からの追加発注が相次ぐ事態に。前売り券の印刷が間に合わないという事態にまで発展しました。
https://eiga.com/news/20091210/1/
さらに主人公ルフィが、ファッション雑誌「メンズノンノ」2010年1月号の表紙を飾り、まさかの“モデル”デビュー! 現在は漫画やアニメがファッション誌とコラボする機会が増えていますが、当時は「メンズノンノ」24年の歴史で初の試みでした。
https://eiga.com/news/20091207/1/
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
第86回アカデミー作品賞受賞作。南部の農園に売られた黒人ソロモン・ノーサップが12年間の壮絶な奴隷生活をつづった伝記を、「SHAME シェイム」で注目を集めたスティーブ・マックイーン監督が映画化した人間ドラマ。1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク州サラトガ。自由証明書で認められた自由黒人で、白人の友人も多くいた黒人バイオリニストのソロモンは、愛する家族とともに幸せな生活を送っていたが、ある白人の裏切りによって拉致され、奴隷としてニューオーリンズの地へ売られてしまう。狂信的な選民主義者のエップスら白人たちの容赦ない差別と暴力に苦しめられながらも、ソロモンは決して尊厳を失うことはなかった。やがて12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会う。アカデミー賞では作品、監督ほか計9部門にノミネート。作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した。
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。