二宮和也“いかりや長介さんの金言”を胸に俳優業まい進!
2022年8月11日 14:23

二宮和也が8月11日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われた主演作「TANG タング」の初日舞台挨拶に出席した。「キミとなら、きっと大丈夫」という映画のキャッチコピーにちなみ、「誰と一緒なら大丈夫だと思えるか?」と問われると、「お仕事をご一緒する皆さんですね。若い頃、ある先輩に『一緒に死んでくれる人を探しなさい』と教えていただいて。そういう運は誇れるものを持っている」と回答。その金言を授けてくれたのが、以前テレビドラマで共演したいかりや長介さんだと明かした。
「嵐」の活動休止以降、初の主演映画となる本作で、ロボットと旅する人生に迷うダメ男という役どころを好演。本作のオファーを初めて受けたのは、グループとして活動中の時期だといい「その最中はお受けできませんとお伝えしたら、『休止してからで構わない』と待っていただいた。普通、そんなことはありませんし、感謝です」と振り返り、役どころについては「基本的に、そのゾーンで生きているキャラクターが多いので、慣れています!」と胸を張った。

ベストセラー英小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を日本版にアレンジして実写映画化。自分の夢に破れ、妻にも見捨てられてしまった主人公・春日井健(二宮)が、偶然出会った記憶喪失の旧式ロボット“タング”とともに世界を変える大冒険に出かける。
舞台挨拶では本作を鑑賞した原作者のデボラ・インストール氏から「感動し号泣しました。健が成長する姿を見て、原作者としてもうれしかったです。二宮さんの演技はパーフェクトで、本当にすばらしかった」とメッセージが到着。これには、二宮も「いや~、パーフェクトか。いい酒が飲めそうだなと思います」と照れながら、感激していた。
初日舞台挨拶には二宮をはじめ、主人公の妻を演じる満島ひかり、共演する市川実日子、小手伸也、奈緒、「かまいたち」の山内健司と濱家隆一、景井ひな、武田鉄矢、三木孝浩監督が出席した。

満島は「こういうファンタジー作品は、俳優のイマジネーションが問われるんですが、その場でタングと呼吸し合っているような、すてきなお芝居で、二宮さんのイメージの力を感じた。健が泣くと、わたしも泣いちゃう」と称える。さらに、武田も「こういう役を、気負わずサラっと演じられるのは、俳優として高い境地にいないとできません。さすが、クリント・イーストウッドからOKをもらった俳優はただ者じゃない」と語ると、会場は大きな拍手に包まれた。
三木監督も「健は二宮さんしかできない」と断言。「役柄に入るスイッチがすごい。本番の2秒前までゲームをしている(笑)」と“らしい”暴露も飛び出した。
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