オリジナルアニメ「HIGH CARD」小野大輔と山路和弘の出演で23年1月放送開始 新PV、キービジュ公開
2022年7月20日 17:00
「賭ケグルイ」の河本ほむら、武野光が原作を務めるオリジナルテレビアニメ「HIGH CARD」の放送開始時期が2023年1月に決定し、小野大輔と山路和弘の出演が明らかになった。オープニング主題歌をロックバンド「FIVE NEW OLD」が担当することも発表され、プロモーションビデオ第1弾、キービジュアル第1弾が公開されている。
「HIGH CARD」は、「トランプ×異能力バトルアクション」をテーマに掲げるメディアミックスプロジェクト。北大西洋の島国・フォーランド王国を舞台に、52枚の「エクスプレイングカード」から人智を超えた異能力を授かった適合者「プレイヤー」による集団「ハイカード」が、王国中に散らばったカードを回収すべく危険なミッションに挑む姿を描く。アニメ版では、高級自動車メーカー・ピノクルの社員という表の顔をもつ、フィン・オールドマン(CV:佐藤元)らハイカードのメンバーが、マフィアやライバルメーカーとし烈なカード争奪戦を繰り広げる。
小野はピノクルのCEOにしてハイカードのボスで、メンバーのレオ(堀江瞬)の父親でもあるセオドール・コンスタンティン・ピノクルを演じる。山路はハイカードのお目付け役として派遣された事務職員で、レオの世話係も務めるバーナード・シモンズ役を担当する。
「FIVE NEW OLD」によるオープニング主題歌タイトルは「Trickster」。同バンドにとって、本楽曲が初のアニメタイアップとなる。
PV第1弾には、セオドールとバーナードがセリフ付きで登場。ハイカードのメンバーたちの活躍シーンに加えて、オープニング主題歌「Trickster」の音源も収録されている。キービジュアルの上半分には、ハイカードのメンバー5人が裏の顔で描かれており、下半分には、彼らが表の顔で業務に勤しむ日常のワンシーンが切り取られている。
また、8月9日発売の「月刊ニュータイプ9月号」(KADOKAWA刊)では、原作者のひとりである武野光とキャラクター原案のえびもが、レオを主役にアニメ本編の前日譚を描くオリジナル小説「HIGH CARD -◇7 Never No Dollars」の連載がスタート。8月31日からは漫画アプリ「マンガUP!」で、河本ほむらとキャラクターえびものタッグで、アニメ本編のサイドストーリーをつづる漫画「HIGH CARD -?9 No Mercy」の連載も始まる。
以下に小野、山路、「FIVE NEW OLD」からのコメントを掲載する。
不確定要素が多くて先が読めないストーリー。ハイリスク、ハイリターンは役者としては燃えるしかないテーマ。覚悟を決めてこのギャンブルに挑みたいと思います。
まったく先の読めない展開。果たしてバーナード、いいやつなのか悪いやつなのか……。
ぜひご覧いただいてお楽しみください。
今回「HIGH CARD」が原作をイチから作り上げていく作品だとうかがった時、OP主題歌を書くということは、自分たちもこの作品の世界観を作り上げる担い手になるんだと強く思いました。
トランプカードをめくるように、何が来るかわからないスリリングな展開をイメージして書いた曲です。溢れんばかりの熱意と愛を
持って向き合ってくださった制作スタッフの方達を、良い裏切り方でアッと言わせてやろうと思いながら書いていました(笑)。
「FIVE NEW OLD」として初のアニメタイアップなので、映像と音楽がどんな風に融合していくのかワクワクしています。
何者でもなかったフィンが“Trickster”のように物語を大きく動かしていく姿を楽しみにしていてください。