山村浩二監督「幾多の北」がアヌシー国際アニメーション映画祭でクリスタル賞受賞 日本人の受賞は初
2022年6月24日 16:00

山村浩二監督の長編アニメーション「幾多の北」が、フランスで開催された第61回アヌシー国際アニメーション映画祭(6月13日~18日)の長編コントルシャン部門クリスタル賞を受賞した。同部門での日本人受賞者は初となる。山村監督にとって、2003年「頭山」で同映画祭短編部門グランプリ受賞以来、2度目の快挙となった。
コントルシャン部門は、2019年に設立され、「個性的な長編作品で、観客に課題を生み出してくれる挑戦的な作品」が対象とされている。
「幾多の北」は、山村監督が2012~14年に文芸誌「文學界」で連載した自身のイラストと文章をもとにした作品。2人の登場人物が眠った作家の羽ペンを持って、北極圏を探検するような物語が美しい画で展開する。「これまでに見た中で最も大胆なアニメーション作品のひとつとなり、ピクサー、ハーツフェルド、宮崎などと並ぶにふさわしいアニメーションの世界を旅することができた」(DMovies)など海外で高く評価されている。
これまで国際映画製作者連盟 (FIAPF) 公認の国際映画祭・第25回タリン・ブラックナイト映画祭など14の映画祭に公式出品され、第25回文化庁メディア芸術祭優秀賞ほか4つの賞を受賞している。
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