岩本ナオのファンタジー漫画「金の国 水の国」23年春にマッドハウス制作で劇場アニメ化
2022年6月23日 07:00

岩本ナオ氏のファンタジー漫画「金の国 水の国」(小学館刊)が劇場アニメ化され、2023年春に公開されることが決定した。「ちはやふる」「オーバーロード」などを手がけるマッドハウスがアニメーション制作を担当する。ティザービジュアルも公開されている。
発行部数40万部を超える原作漫画は、2017年の「このマンガがすごい!(オンナ編)」で1位に輝いた人気作で、険悪な関係の隣合う2つの国を舞台に展開するラブストーリー。おっとりとしたA国の王女サーラと、お調子者のB国の建築士ナランバヤルは、ある日突然国の未来のために夫婦役を演じることになってしまうが、2人は自分でも気づかないうちに恋に落ちていく。

監督に「ちはやふる」(監督補佐ほか)の渡邉こと乃を迎え、脚本を「HUGっと!プリキュア」(シリーズ構成)の坪田文が担当。「X -エックス-」(監督)の川尻善昭、「カードキャプターさくら」(監督)の浅香守生、「若おかみは小学生!」(監督)の増原光幸といった著名クリエイターも参加する。アニメ化を喜び、スタッフの打ち合わせにも積極的に参加しているという原作者の岩本氏は「自分が紙の上に描いた人物たちがスクリーンの中で動いたりしゃべったりしている姿を見られるのを楽しみにしています」と語った。
原作の名シーンからインスピレーションを受けて制作されたティザービジュアルは、月が浮かぶ夜に橋の上で出会うサーラとナランバヤルを描いた幻想的なイラスト。サーラは犬を抱え、ナランバヤルは猫を肩に乗せており、ナランバヤルの呼びかけにサーラが振り向く瞬間が切り取られている。同ビジュアルを見た岩本氏は「このシーンにカラーを付けたことはなかったのですが、きれいな色使いがすごく神秘的で物語の世界観がよく表れていると思いました。ナランバヤルとサーラの動きと表情にも、何かが始まりそうな躍動感があり、映画の完成が一層楽しみになりました」と絶賛し、さらなる期待を寄せた。
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