「ザ・ロストシティ」爆発シーンはCGなし&一発勝負で撮影 サンドラ・ブロックが舞台裏を明かす
2022年6月21日 12:00

サンドラ・ブロックが主演とプロデュースを手がける「ザ・ロストシティ」の特別映像を、映画.comが入手した。予告編でも大々的に使われている爆発シーンのメイキングを収めている。
本作は、新作の宣伝ツアー中に南の島へ連れ去られた恋愛小説家のロレッタ(ブロック)が、彼女を助けに来た小説の表紙モデル・アラン(チャニング・テイタム)と島から脱出すべく大冒険を繰り広げるさまが描かれる。
特別映像では、ブロックを手押し車に乗せ、テイタムとブラッド・ピットが全力疾走するシーンを紹介。ブロックは「一発勝負で撮ったシーンが一つだけある。手押し車のシーンよ。2人(ブラッド、チャニング)にお願いしたわ。絶対に落とさないでねって。死にたくないから」と、このシーンがCG無しの一発撮りであったことを明かす。

ドタバタとチャーミングなフォームで走っているテイタムも「変な走り方になった、エアロビみたいな(笑)。映像確認するまで気づかなかったよ」と無我夢中でやり遂げたワンテイクについて語る。
この爆破シーンに関して、本作のスタントコーディネーターを務めたカイル・ウッズは「あんなことはどの映画でもやれるわけじゃない。大作アクション映画でもね。でも(監督を務めた)アーロン&アダム・ニーはグリーンバックなしで本当にやってのけた。あれは最高の一日だったよ」と振り返る。
ブロックは「シーンがうまくいくように祈るのみだった。でも、私の仕事はただそこに座っているだけで、すべてはチャニングとブラッドに懸かっていた。私はただ、彼らが私を落としたり、ひっくり返したり、轢いたりしないようにと祈るだけ。2人のおかげで、一発で撮れたのよ。壮観だったわ」とこのシーンの迫力に手ごたえをにじませている。
「ザ・ロストシティ」は、6月24日に全国公開。
(C)2022 Paramount Pictures. All rights reserved.
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