「TIGER & BUNNY」ハリウッド実写TVシリーズ化に向けてプロジェクト再始動
2022年6月7日 19:00
人気アニメ「TIGER & BUNNY」のハリウッド実写プロジェクトが再始動し、バンダイナムコピクチャーズと、映画「クレイジー・リッチ!」などを手がけるSK Globalが新たなパートナーシップを結んだことが6月3日、バンダイナムコピクチャーズから発表された。
実写版はテレビシリーズとなり、制作を統括する責任者であるショーランナーと脚本を、Netflix「Marvel アイアン・フィスト」シーズン2、FOX「スリーピー・ホロウ」などに携わったM・レイブン・メッツナーが務める。
またエグゼクティブプロデューサーは、Netflixで配信中のアニメシリーズ最新作「TIGER & BUNNY 2」でもエグゼクティブプロデューサーを務める尾崎雅之(バンダイナムコピクチャーズ、バンダイナムコミュージックライブ)、SK Globalの共同創業者兼共同会長であるシドニー・キンメル、ショーランナーの M・レイブン・メッツナー、ハリウッド実写版「COWBOY BEBOP」「GHOST IN THE SHELL」を手がけた藤村哲也が担当する。
製作陣からのコメント全文は以下のとおり。
「TIGER & BUNNY」のアニメーションシリーズの大ファンとして、このユニークで活気に満ちたストーリーを実写シリーズとして実現するチームの一員になれることをとても嬉しく思います。 私たちは、観客が新しいと感じるようなクールなスーパーヒーローの物語を構想しています。現代を生きる私たちにとって、ソーシャルメディアやTVのリアリティ番組がどのような影響を与えているのかを探りながら、ヒーローであることの意味を新たな角度から表現していきたいと思っています。これを実現するためにSK Global以上のパートナーはいません。SK Globalは、国際的な考え方を持った素晴らしくユニークな会社であり、この多様でリアリティを感じさせるヒーローたちを実写シリーズ化する上で非常に重要な存在だと考えています。
私たちやレイブン、そしてバンダイナムコピクチャーズのチームは、このユニークな物語が普遍的で時代を超えた魅力を持っていると確信しているので、「TIGER & BUNNY」を実写シリーズ化することに非常に興奮しています。そのカラフルなキャラクター、素晴らしいアクション、ユーモア、スペクタクル、ミステリーは、実写化においても、現代の俳優、製作関係者、そして観客を惹きつける魅力と言えるでしょう。
「TIGER & BUNNY」の実写化プロジェクトについては、これまでかなりの紆余曲折があり、再起動の為には様々な方々の理解と支えが必要でした。困難な状況の中、良き縁にも恵まれ、特にSK GlobalのようなアジアのIPとパートナーを大切にする素晴らしいパートナーと巡り会えたことで、再び新たなスタート地点に到達することが出来ました。タイバニを愛する才能あふれるショーランナーである M・レイブン・メッツナー氏と共に、原作アニメーションのエッセンスを生かしつつ、世界中の視聴者に楽しんでもらえるような、新しい作品をお届けできることを心から楽しみにしております。
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