二宮和也主演「マイファミリー」に玉木宏、松本幸四郎、高橋メアリージュン、那須雄登、富澤たけし
2022年3月13日 09:00
二宮和也と多部未華子が約15年ぶりに共演する「日曜劇場」枠のドラマ「マイファミリー」に、玉木宏、松本幸四郎、高橋メアリージュン、ジャニーズJr.内のユニット「美 少年」の那須雄登、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の富澤たけしが出演していることがわかった。
本作は、誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たったふたりで娘を取り返すべく戦う物語。「日曜劇場」で「グランメゾン東京」「危険なビーナス」「TOKYO MER~走る緊急救命室~」などを手がけてきた黒岩勉が、脚本を担う。二宮は“時代の寵児”と持てはやされるゲーム会社の社長・鳴沢温人(なるさわ・はると)、多部はSNSのフォロワー数が1万人を超えるセレブな妻・未知留を演じる。夫婦の大学時代からの親友で、弁護士の三輪碧と元警察官の東堂樹生に、それぞれ賀来賢人と濱田岳が扮する。
初の「日曜劇場」出演を果たす玉木が演じるのは、神奈川県警捜査一課・特殊犯対策係の葛城圭史。柔和な外見とは裏腹に、執念ともいえる強い信念を持ち、どんな状況になっても捜査を進め、数々の現場で実績を挙げてきた刑事だ。襲名後、初の民放ドラマ出演となる松本は、日本を代表するネットサービス企業「NEXホールディングス」のCOO(最高執行責任者)役・阿久津晃役。湘南に豪邸を構えており、鳴沢一家の隣人であると同時に、ビジネスでも温人の会社と関係がある。
温人のビジネスパートナー・立脇香菜子役には、「日曜劇場」初出演の高橋を配した。温人とは「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」を立ち上げ、成功させた同志であり、強い絆で結ばれている。多部とは「私の家政夫ナギサさん」(2020)以来の共演となる。TBSドラマ初出演、事務所の先輩である二宮と初共演を果たす那須は、葛城と行動をともにする新人刑事・梅木司役。富澤は、ノンキャリアで叩き上げの神奈川県警捜査一課・一課長の吉乃栄太郎役を務める。温和な人柄で、部下からの信頼も厚いという役どころ。「空飛ぶ広報室」(13)、「カルテット」(17)、「大恋愛~僕を忘れる君と」(18)など数々のドラマに出演してきたが、本格的な刑事役は初となる。
「マイファミリー」は、4月からTBSで、毎週日曜午後9時に放送される。新たに発表されたキャスト陣のコメントは、以下の通り。
(出演が決まったときの思いや、台本を読んだ感想をお聞かせください)
TBSの日曜劇場はすごく重厚な作品の枠だと思っていて、自分が参加できる事がとてもうれしいです。主演の二宮くん、多部さんとの共演も久しぶりなのですごく楽しみにしています。私自身も父親になったので、それぞれ子どもを抱えてこの作品を見たとき、きっと心が痛むのだろうな、ということを考えながら読み進めていました。置かれている状況は非常に苦しいのですが、家族の絆が崩れかけた夫婦が少しずつ誘拐事件を機に近づいていくところも垣間見えたりするので、悪いことだけじゃないのかなと考えさせられました。
私は、家族だけでなく、昔からの友人などもまとめて「ファミリー」ということだと思っています。今回、「マイファミリー」に出演するにあたって、改めて親友や家族をしっかり守っていきたいなと思いました。
(出演が決まったときの思いや、台本を読んだ感想をお聞かせください)
松本幸四郎になって初めての現代ドラマなので、そういう意味での緊張感と、また新たな刺激を受けられるんだなという楽しみの気持ちでいっぱいです。台本を読んでみて、すごく前進しているというか、いろんなことがあるけれど、生きるという道を常に歩んでいる、そういう人たちのドラマだなと思いました。
自分自身、お芝居を演じるにあたって、いろんなことが起きます。自信満々なときもあれば、不安でしょうがない、やるのも嫌だっていうときもあったり。家族はそんな時でもそばにいてくれる存在だなと感じます。何かの時に必要だということではなくて、どのような状況、どのような自分の気持ちになったときにでも、そばにいてくれる、支えみたいな存在ですね。
(出演が決まったときの思いや、台本を読んだ感想をお聞かせください)
個人的に日曜劇場を見るのが大好きで、「いつか出演したい」という目標があったので、お話をいただいたときはすごくうれしかったです。内容はまだ全部わかっていないので、「どうなっちゃうの?」と、続きが気になって仕方がないです。
私がファミリーを感じる瞬間は、農業を一緒に学んでいるメンバーと、野菜のことだけを考えている時間や、収穫をして皆で喜んでいるときです。フードロス削減プロジェクトを行ううえで、農家の方に失礼がないようにと、農業の学校に入ったのですが、血はつながっていなくても、人と地球と他の生き物は、みんなでファミリーだというふうに感じました。
(出演が決まったときの思いや、台本を読んだ感想をお聞かせください)
日曜劇場に出させていただけるなんて、すごくうれしいし光栄です。オファーの話を聞いたときは、うれしくてしばらく固まってしまいました。台本を読ませていただいたのですが、すぐに読み切ってしまうくらい面白いです。それぞれの登場人物の家族模様をすごく繊細に描いていたり、ハラハラドキドキな展開だったり。予想と違うことが続くので、これをドラマで表現するのがとても楽しみです。
今回、ドラマに出させていただくことを家族に話したときに、両親も弟もすごく喜んでくれたのですが、僕がうれしいことを僕以上に喜んでくれたのは、「うれしいな。家族がいるっていいな」と思いました。
(出演が決まったときの思いや、台本を読んだ感想をお聞かせください)
犯人役と思ったら、刑事役だったのでびっくりしました(笑)。「俺でいいのかな?」と思いました。台本を読んでみたら、すごく話が面白くて、僕自身が早くドラマを見たいくらいです。
僕にとって“マイファミリー”だと思える存在は、相方(伊達みきお)です。いつも一緒に仕事をしているので、兄弟と仕事をしているような感じです。一緒にいて、しゃべらなくても平気だし、しゃべるときはしゃべるしっていう、気にしない関係性が家族っぽいなと思います。
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