市原隼人の給食愛が爆裂！　「劇場版　おいしい給食　卒業」予告編＆ポスター披露

2022年3月10日 12:30

市原隼人主演の人気ドラマを映画化した「劇場版　おいしい給食　卒業」の予告編とポスターが披露された。

本シリーズは、市原扮する給食マニアの教師・甘利田幸男と、佐藤大志演じる給食マニアの生徒・神野ゴウが、どちらが給食を「おいしく食べるか」戦う学園グルメコメディ。1980年代のある中学校を舞台に、給食絶対主義者の教師・甘利田と彼を取り巻く人々の人生模様が、食欲をそそる給食バトルと共に紡がれる。劇中には揚げパン、ソフト麺、わかめご飯、冷凍ミカン、揚げ餃子など懐かしの給食メニューが登場し、ノスタルジックな雰囲気が漂う。

2019年にドラマの放送がスタートし、20年に「劇場版　おいしい給食　Final Battle」のタイトルで映画化、21年に続編ドラマ「おいしい給食　Season2」が放送された。本作は劇場版第2弾となり、前作から引き続き、綾部真弥監督がメガホンをとり、永森裕二が脚本を担当した。

給食愛がとまらない教師・甘利田を市原が演じ、ヒロインの宗方早苗役で土村芳、甘利田と共に給食道を極めんとする生徒・ゴウ役で佐藤が出演。そのほか、勇翔（「BOYS AND MEN」）、いとうまい子、直江喜一、木野花、酒井敏也ら「おいしい給食　season2」のメンバーが続投された。さらに、田村郁久（「BOYS AND ME」）、登坂淳一が新たに参戦し、長く続いた給食バトルがゴウの卒業によって終止符を打つまでを描く。

予告編は、甘利田とゴウの給食バトルからスタート。ゴウがアレンジした給食に向かって甘利田がヘッドスライディングする姿が映し出される。同シーンについて市原は、「何でそうしようかと思ったのではなく、体が勝手に動いたんです」と台本にない動きを取り入れたことを明かす。

そんな市原に対して土村は「甘利田先生という役に対して、1ミリも漏らさずに全力投球されている姿に尊敬しかないです」と最敬礼「フィジカル面でもとってもすごい表現をされています。とにかく全身から湧き出るエネルギーがすごくて。市原さんにしか、甘利田先生は考えられない、誰も真似ができないなと思いました」と感服した様子。ゴウ役の佐藤も「市原さんと監督と段取りして撮影に臨むことが多いんですが、市原さんが予想以上の動きをしてくるのでビックリしていました」と語る。

綾部監督も「前回の劇場版の際にやった、机の上で片足上げてのニワトリ（？）ポーズに匹敵する、映画版ならではのスペシャルポーズをするならこのシーン以外には無いと考えていました」と振り返る。そして「特に市原くんと事前に相談はしていませんでしたが、彼も同じ事を考えていたようで、当日のリハーサルの中で、神野ゴウの挑発（的に見える）に対抗すべく、偶然出来上がった奇跡のスライディングです！」と明かす。「表情筋からつま先まで、己の身体能力を駆使し、全身で芝居する市原隼人の芝居に釘付けになります！　さらによく見るとしっかり内履きサンダルを脱ぎ、給食トレイを片付け、綺麗にスライディングしています！　この作品の見所の一つです！」と太鼓判を押した。

「劇場版　おいしい給食　卒業」は、5月13日より新宿シネマカリテほか全国で公開。