世界で最も小さな駅作りに奮闘した人々を描く 「手紙と線路と小さな奇跡」4月29日公開 パク・ジョンミン、「少女時代」ユナら出演
2022年2月9日 16:00

パク・ジョンミン、「少女時代」のイム・ユナら共演で、韓国初の私設駅が開業するまでを描いた「奇跡(原題)」が、「手紙と線路と小さな奇跡」の邦題でシネマート新宿ほかで4月29日から公開される。あわせて日本版キーアートと、予告編、場面写真が披露された。
モチーフとなったのは、韓国東部に位置する国内初の私設駅・両元(ヤンウォン)駅。住民からの請願により臨時乗降場として1988年に開業された同駅は、ホームなどの設備はすべて住民の負担で設置された。映画は実話を基に、世界で最も小さな駅作りに奮闘した人々の愛と感動の物語を描く。メガホンを取ったのは、「Be With You いま、会いにゆきます」のイ・ジャンフン監督。本作は3年ぶりの新作となる。

行き来できる道は線路しかないのに、肝心の駅がない村。大統領府に54通目の手紙を送ったジュンギョンの夢は、「村に駅を作ること」。天才的な数学の才能をもち、教師からも一目置かれるジュンギョンは、機関士として働く父テユンの反対にもめげず、姉ボギョンと村に残り、往復5時間かけて高校へ通っていた。ジュンギョンは、クラスメイトで自称“女神(ミューズ)”のラヒとともに、駅の実現に向けて努力を続ける。


天才高校生ジュンギョンに扮するのは、Netflixオリジナルシリーズ「地獄が呼んでいる」のパク・ジョンミン。ラヒ役は「少女時代」のユナ、ジュンギョンの父テユン役はベテラン俳優のイ・ソンミンが演じる。そのほか、「沈黙、愛」のイ・スギョン、「賢い医師生活」シリーズのチョン・ムンソンが共演する。
予告編は、ジュンギョンが大統領に村の窮状を訴える手紙を書く場面から始まる。そして、ラヒがジュンギョンのサポート役に名乗りをあげる姿や、ふたりが説得力のある手紙を書くために勉強する様子、父テユンに反対されながらも夢の実現に向けて行動するジュンヨンの姿が映し出される。韓国で最も小さな駅作りを通して描かれる挫折と希望。映像には人と人の絆を感じさせるシーンも描かれ、あたたかな人間模様を予感させる。
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