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池松壮亮、伊藤沙莉とのタクシーの中での会話は「わたし妖精なんです」

2022年1月23日 21:12

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舞台挨拶に立った(左から)尾崎世界観、伊藤沙莉、池松壮亮、松居大悟監督
舞台挨拶に立った(左から)尾崎世界観、伊藤沙莉、池松壮亮、松居大悟監督

池松壮亮伊藤沙莉が主演し、第34回東京国際映画祭の観客賞に輝いた松居大悟監督作「ちょっと思い出しただけ」の東京プレミア上映会が1月23日、ヒューマントラストシネマ 渋谷で行われ、池松、伊藤とともに主題歌を担当し、ミュージシャンの男役で出演もした「クリープハイブ」の尾崎世界観、松居監督が舞台挨拶に立った。

怪我でダンサーの道を諦めた照明スタッフの照生(池松)と、タクシードライバーの葉(伊藤)を中心に関わる登場人物たちとの会話を通じて、都会の夜に無数に輝くさまざまな人生の機微を繊細かつユーモラスに描く。公開を間近に控え、松居監督は「すごく遠くの人にも深く刺さりそうな気持ちがしていて。このまま行けと思いつつ、とにかく全員健康であり、誰も捕まらずに、無事に初日を迎えてほしいという気持ちが大きいですね」と胸中を語った。

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本作製作のきっかけは、尾崎が自身のオールタイムベストにあげる映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」(ジム・ジャームッシュ監督)に着想を得て書き上げた新曲「ナイトオンザプラネット」。松居監督がこの楽曲に触発され、初となる完全オリジナルラブストーリーを創出した。池松にとっては、松居監督、尾崎とのタッグには感慨深いものを感じるという。「松居さんとは5年くらい前に1本映画を撮って、それ以来。それから尾崎さんとは7年くらい会っていなかったんですけど、それこそ20代前半のころはよく一緒にいたんですよ」と明かす。「とにかく一緒に映画を観に行ったり、同じ本を読んだり……、そんな時間を共有していて。同じ職業ではないんですけど、たまに集まって作品を作って。ほぼ自分の青春といっても過言ではないような人たちとこうやって再会して、何か青春に決着をつけながらも新しいものを生みだそうという気持ちでした」という。

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本作でタクシードライバーを演じた伊藤は、尾崎との共演に「緊張しました。本当はダメなんですけど、バックミラーで一番、顔を見ていなかったと思う。わたしは本当にクリープハイプのファンなので。本当にガチガチでしたし、待ち時間も(タクシーに)乗ったまま待っていたので。その間も沈黙でした」と吐露。尾崎も「僕もしゃべっちゃいけないのかと思っていて。役者の方に話しかけると迷惑なのかなと思って心配していたんですけど、後で聞いたらしゃべっていいんだと言われたんです」と苦笑い。

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さらに、「その後に今度は(タクシーを)けん引している方の車に、松居くんが乗せてくれて。伊藤さんと池松の2人のシーンを見ていたんですけど、ずっとしゃべっているんですよ。それを見ていた松居くんが『あいつら、しゃべりすぎだな』って嫉妬しているんですけど、こっちはこっちで、あれくらいしゃべればよかったなと悔しくなりましたね」と振り返った尾崎。池松は、タクシーの中で伊藤と何を話していたのか聞かれ「なんかね、伊藤さんって妖精らしいんですよ」とポツリ。「それを車の中で聞いて、なんと返せばいいか分からない。でもやっぱり信じた方が、話が盛り上がるのかなと思って。『確かに伊藤さんとお話をしていて、そういうところありますよね。僕は2週間、妖精とお芝居をしていたんだな』と。そういう話で盛り上がった記憶がありますね」と語った。

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その言葉に「信じてくれているかと思っていた」と嘆いてみせた伊藤は、「実は占いの番組に出たときに、あなたは人間ではないと。あなたは妖精ですと言われて。響きとしてかわいかったから、うれしいし。まわりの友だちとかを考えても、確かに人間ではないのかもしれないと思って。別に不思議ちゃんでいたいというつもりはまったくないですけど、妖精らしいんですよねと言ったら、『ごめんね、気付かなくて』みたいな感じだったから。受け入れてもらえたと思っていました。すみませんでした」と謝罪すると、池松は「いえいえ、妖精に会えてとてもうれしかったです」と“棒返答”。そんな様子に尾崎が「それに嫉妬しているこっちもどうなんでしょうね」と付け加えてみせて、会場を笑いに包んだ。

ちょっと思い出しただけ」は2月11日から全国で公開。

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