“家族と共に暮らしたい。ただ、それだけ。” 「ブルー・バイユー」メインビジュアル&場面写真披露
2022年1月14日 13:00

第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、8分間におよぶスタンディングオベーションで喝さいを浴びた「ブルー・バイユー」のメインビジュアルと場面写真が披露された。
監督、脚本、主演を務めたのは、映画「トワイライト」シリーズや「21オーバー 最初の二日酔い」などに出演し、監督としても数々の賞を受賞する韓国系アメリカ人俳優のジャスティン・チョン。「リリーのすべて」でアカデミー賞助演女優賞を獲得したアリシア・ビカンダーが妻役で共演している。
(C)2021 Focus Features, LLC.主人公は、3歳の時に養子としてアメリカに連れてこられた韓国生まれの青年アントニオ。30年以上前の養父母による書類不備で、国外追放命令を受け、二度と戻れない危機に瀕してしまう。アメリカの移民政策で生じた法律の“すき間”に落とされてしまった彼は、愛する家族との暮らしを守れるのか。不器用な生き方しかできない男、大きな愛で支えようとする女、義父を失う不安を抱える少女。家族を襲う不幸に揺れ動く3人を美しい映像とともに力強く描く。
(C)2021 Focus Features, LLC.
(C)2021 Focus Features, LLC.場面写真には、アントニオとキャシーがダンスする様子や、睦まじい家族の姿に加えて、キャシーの元交際相手で警官のエースがパトカーから何かを見つめる様子や、アントニオを留置場に迎えに来たキャシーの姿なども切り取られている。
そしてメインビジュアルには、アントニオとキャシー、キャシーの連れ子のジェシーが車に乗るシーンが使われ、運転席の窓ガラスには警察官の制服が映り込んでいる。3人の様子を伺うような表情と、「家族と共に暮らしたい。ただ、それだけ。」というコピーがこの先の困難な運命を予感させる。
「ブルー・バイユー」は、2月11日からTOHOシネマズシャンテほか全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
英国最恐暴君VS最後の王妃「ファイアーブランド」25年2月公開 ヘンリー8世役のジュード・ロウは役作りで“悪臭”放つ
2024年12月26日 10:00
映画.com注目特集をチェック
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの面白そうな物語は…!
【ヤバすぎる世界へ、ようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”…予告だけで今すぐ観たい!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ