中山優馬、子役・太田結乃からの手紙に感涙「一生大事にします!」
2021年12月4日 10:00

俳優の中山優馬にとって5年ぶり2度目の映画主演作となる「189」が12月3日、全国89館で封切られた。中山は、東京・グランドシネマサンシャイン池袋での舞台挨拶に登壇。子役の太田結乃からサプライズで用意された手紙を読み上げられると、目を潤ませ「一生大事にします!」と感無量の面持ちで初日の喜びをかみ締めた。
本作は、児童虐待から子どもたちを“いちはやく”助けられるよう設置された児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」を題材に、実在の事件から着想を得てオリジナル脚本で映画化。この日の舞台挨拶には中山、太田のほか、共演の夏菜、吉沢悠、前川泰之、灯敦生、主題歌を担当した降幡愛、メガホンをとった加門幾生監督が出席した。

新人児童福祉司の坂本大河に扮した中山は、作品タイトルにかけて、いちはやく誰かに伝えたいことを聞かれると「このあいだコンビニで年齢確認されたんですが、すごい嬉しくて、つい話し込んでしまって……。いい気分で去ろうとしたら『すみません、お客様、お金!』と呼び止められて、すっかりお支払いを忘れそうになってビックリしました(笑)。それくらい嬉しかったです」とほのぼのとしたエピソードを披露。一方、夏菜は「最近妊娠して、3D4Dっていう赤ちゃんが立体で動画になって見られるようになっていて、たまたまあくびの瞬間を見たんです。それがとても不思議で、みんなに動画を送りました(笑)」と明かしていた。

映画で大河は、シングルマザーの母親に虐待されて一時保護所にいた少女を親元へ帰す現場に立ち会うが、少女が翌日に亡くなったと知らされる。苦悩の末に辞表を手にしたが、職場から電話が入り、父親から虐待を受けて病院に搬送された6歳の少女のもとへ向かう。父親は虐待を否定するが、医師から少女の傷は虐待の可能性が高いと聞かされた大河は、少女を一時保護。弁護士の詩音とともに、虐待の事実を立証すべく奔走する。

その少女を演じた太田が、中山に感謝の手紙を読み上げるひと幕があった。
「189の撮影の時はいつもやさしくしてくれました。せいら役はとてもつらい役でしたが 大河お兄ちゃんが守ってくれたので頑張る事が出来ました。私にとって大河お兄ちゃんは本当にヒーローでした。私もせいらも大河お兄ちゃんが大好きです。これからもつらい思いや悲しい事があったら、大河お兄ちゃんの事を思い出して頑張れる気がします。頑張れると思います。あまり笑ったり楽しく過ごせる時間がなかった事だけが残念です。また尊敬するかっこいい中山優馬さんと楽しいお話で一緒にお仕事をさせてもらえるように、これからも演技レッスン頑張っていきます。いつもそばで助けてくれてありがとうございました」

これには中山も、「なにこのサプライズ! 嬉しい。本当にビックリで、(撮影中は)結乃ちゃんに引っ張ってもらったところが大きいです。一生大事にします。ありがとう!」と目を潤ませながら、語りかけていた。
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