ウィル・スミス、テニスの女王ウィリアムズ姉妹らが登場 「ドリームプラン」LAプレミア
2021年11月18日 16:00

“世界最強のテニスプレーヤー”とも称されるビーナス&セレーナ・ウィリアムズ姉妹を育てた父親の実話を映画化した「ドリームプラン」のプレミアが現地時間11月14日、米・ロサンゼルスのチャイニーズシアターで開催され、主演・プロデューサーのウィル・スミスをはじめ、ウィリアムズ姉妹らが登壇した。

姉妹をゼロからテニスのワールドチャンピオンに育て上げたのは、テニスの経験がない父リチャード。彼はふたりが生まれる前に、優勝したテニスプレーヤーが4万ドルの小切手を受け取る姿をテレビで見て、「子どもを最高のテニスプレーヤーにしよう!」と決意したという。独学でテニスの教育法を研究し、78ページにもおよぶ成功への計画書(=ドリームプラン)を作成した。
そんな計画書にまつわる実話に基づいた本作では、ギャングがはびこる米ロサンゼルス南部、コンプトンの公営のテニスコートで、途方もない困難に見舞われ、周囲から批判を浴びながらも、娘たちをテニスの王者にするという夢を追いかけたリチャードの姿が描き出される。

プレミアには、アーンジャニュー・エリス、トニー・ゴールドウィン、ジョン・バーンサルらも登場。ウィリアムズ姉妹と、本作で姉妹を演じたサナイヤ・シドニー(ビーナス役)&デミ・シングルトン(セリーナ役)の豪華ショットが実現した。
ブルーのスーツでレッドカーペットに登場したスミスは、本作で演じたリチャード・ウィリアムズについて、「20年ぐらい前にあるインタビューを見たんだ。作品の中でも描かれている、ビーナスに『なぜ、そんなにあなたは自信があるんですか?』と聞き続けたリポーターをリチャードが遮ったインタビューだ」と興味を持ったきっかけを明かし、「彼はまるで“テニス界の敵”のようだった。でも僕は思ったんだ『どこに敵がいるんだ?』と。そしてそれを明らかにするときが来たと思った――彼はとてもユニークで、常識破りで、そしてとても父親らしい人だ。だからこの役をやると決めたんだ」と振り返る。

ビーナスは「ウィルのリチャード(父)の演じ方がとても好きだった。スウィートさ、人としての強さ、そして狐のように狡猾な雰囲気がでていて。そしてなによりも、父として娘を守る人として描かれていたところが素晴らしかった」と、実の父親を演じたウィルの演技を称賛。妹のセリーナは「これはチームみんなで創り上げた映画です。ここにいるキャスト・スタッフの皆さんには心から感謝しています」と、共に作品を作り上げた仲間たちへの感謝を口にした。
「ドリームプラン」は、2022年2月23日に全国公開。
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