「薔薇王の葬列」に斎賀みつき、緑川光、速水奨ら出演 連続2クールで物語の完結までを描く
2021年10月18日 04:00
菅野文氏の歴史ファンタジー漫画をテレビアニメ化する「薔薇王の葬列」に、斎賀みつき、緑川光、速水奨ら10人の出演が決定した。また、同作が2022年1月から連続2クールで放送され、物語の完結までを描くことが明らかになり、ティザープロモーションビデオとティザーCM、キービジュアルも公開されている。
同作は、シェイクスピアの史劇「ヘンリー六世」「リチャード三世」を原案に、ヨーク家とランカスター家が王位争奪を繰り返す、15世紀のイングランドで巻き起こった薔薇戦争時代を描く。男女2つの性を持って生まれたヨーク家の三男・リチャードは、ランカスター家との戦いのなかで不思議な羊飼いの青年・ヘンリーと出会い、やがて“悪”の道へと引き込まれていく。原作漫画は「月刊プリンセス」(秋田書店刊)で連載中。
リチャード役で主演を務める斎賀は、17年に発売された原作単行本第7巻特装版に付属したドラマCDからの続投となる。斎賀は「数年前にドラマCDでリチャードとは顔見知り(笑)な感じになっていたのですが、しっかりと物語を共に歩ませてもらえることになるとは! お話をいただいてとてもうれしかったのを覚えています」と再登板を喜んだ。
緑川は羊飼いを名乗るヘンリー、速水はリチャードの父であるヨーク公爵リチャード役を担当する。そのほか、リチャードの兄である長男エドワードを鳥海浩輔、次男ジョージを内匠靖明、ヨーク公爵の参謀的存在のウォリック伯爵を三上哲、リチャードの世話係ケイツビーを日野聡、ヘンリー六世の后・マーガレット王妃を大原さやか、ヘンリー六世の息子・エドワード王太子を天崎滉平が演じ、ナレーションを大塚芳忠が務める。本記事の末尾に斎賀、緑川、速水からのコメント全文を掲載する。
ティザーPVには各キャラクターが声付きで登場(マーガレット王妃を除く)。キービジュアルは、紅白のバラが咲き乱れるなか、リチャードを中心にメインキャラクター9人が集結したイラストとなっている。
・「薔薇王の葬列」に出演が決まった時の感想を教えてください。
数年前にドラマCDでリチャードとは顔見知り(笑)な感じになっていたのですが、しっかりと物語を共に歩ませてもらえることになるとは! お話をいただいてとてもうれしかったのを覚えています。
菅野さんの作り上げた素晴らしい世界をさらに彩れるように精一杯頑張ります! そして、共演者の方々の声や芝居に毎回射抜かれまくりなので、ぜひ楽しみにしていただけたらと! 思います!!
・「薔薇王の葬列」に出演が決まった時の感想を教えてください。
子供の時、母親の影響で一緒に見ていた某フランス革命のアニメに、どっぷりハマっていったのを思い出しました(笑)。そんな世界観の作品ってあまり見かけないので、今回こうして関われることが非常にうれしいです♪ ヘンリーとして、激動の時代を歩んでみますね。
原作を知ってる方はもちろんのこと、知らない方にも、ぜひご覧いただきたい作品です。原作を読み始めたらどんどん先が気になって、あっという間に最新のお話まで読んでしまうぐらい面白かったです。今回のアニメ化で、より多くの方に魅力が伝わりますように♪
・「薔薇王の葬列」に出演が決まった時の感想を教えてください。
あの薔薇戦争が舞台の壮大なドラマに出られるとわかった時、本当にうれしかったです。しかもヨーク公。気品と愛を大切に、しっかり演じようと思います。
人間の深い葛藤劇は、目が離せません。このアニメは、ながらではなく、集中してご覧ください。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。