劇場アニメ「グッバイ、ドン・グリーズ!」に花江夏樹、梶裕貴、村瀬歩 特報映像やティザービジュアル公開
2021年9月14日 14:00

いしづかあつこ監督らテレビアニメ「宇宙(そら)よりも遠い場所」のメインスタッフが再結集したオリジナル劇場アニメ「グッバイ、ドン・グリーズ!」に、花江夏樹、梶裕貴、村瀬歩の出演が決定した。特報映像とティザービジュアルも公開されている。
同作は、ひと夏の小さな冒険に乗り出した少年たちが、予期せぬ大冒険を経て“宝物”を手にする姿を描く物語。自分には何かが足りないと感じながら、東京から少し離れた田舎町に暮らす少年ロウマは、同じように周囲から浮いた存在だったトトと2人だけのチーム「ドン・グリーズ」を結成する。そして高校1年の夏休み、新たにチームに加わったドロップの何気ない一言をきっかけに、山火事の犯人として仕立て上げられてしまったロウマたちは、無実の証拠を求め、空の彼方へと消えていったドローンを探して旅立ち、やがて“炎と氷の国”と呼ばれるアイスランドへとたどり着く。

同級生となじめないまま日々を漠然と過ごす、農家のひとり息子ロウマこと鴨川朗真役を担当する花江は「友情や恋、若さ溢れる行動力、大人になるにつれて忘れてしまう、失くしてしまう、直してしまうそんな大切な気持ちを思い出せる作品だと思います」とコメント。開業医の跡継ぎで、ロウマには東京の進学校に合格して、東京生活を満喫しているように見せているトトこと御手洗北斗を演じる梶は、「今だからこそ、自分だからこそのトトが生まれたんじゃないかと感じています。全力で作品世界を駆け抜けました」と収録の手応えを語り、アイスランドからロウマの住む田舎町にやってきた少年ドロップこと佐久間雫役に配された村瀬は、「誰もが子どもの時に一度は憧れたよなー! という冒険から、親や同級生から離れて語られる思春期の悩みや不安定さ、覚悟。その全てをじっと黙って包んでくれるように自然が美しく描かれております」と同作の見どころを明かしている。
特報映像では、チームの秘密基地に花火を持ち込んではしゃぐロウマや、仲間たちに舌鋒鋭くツッコむトト、ペルセウス座流星群の到来に無邪気に喜ぶドロップの姿などが声付きで描かれており、「あの日、いつもと違う夏休みの気配に僕はわくわくしていたんだ――」というロウマのセリフで締めくくられる。ティザービジュアルには、「僕ら(ドン・グリーズ)の冒険が始まる――」というキャッチコピーとともに、それぞれに異なる面持ちで、勢いよく飛び出していく3人の姿が描かれている。
「グッバイ、ドン・グリーズ!」は2022年公開。また、同作の公開を記念して「宇宙よりも遠い場所」の再放送が決定。10月6日からTOKYO MXとKBS京都、7日からサンテレビとテレビ愛知、8日からBS11でスタートする。
キャスト陣からのコメント全文は以下の通り。

ロウマ役の花江夏樹です。彼は友情を大切にするとてもいい奴で、将来に不安を抱きながらも前に進んでいます。
オーディションを受けた時には、もうすでに映像がかなりできあがっていて、ノスタルジックで、とても綺麗だと感じました。
この作品で、友情や恋、若さ溢れる行動力、大人になるにつれて忘れてしまう、失くしてしまう、直してしまうそんな大切な気持ちを思い出せる作品だと思います。男3人での大冒険! ぜひ劇場でご覧ください!

オーディションのお話をいただいた時、直感で「おもしろそう!」と感じた作品でした。その感覚が間違っていなかったことは、アフレコで既に確認済みです。いしづかあつこ監督の想いとセンスの詰まった青春物語。小気味よいコミカルさと疾走感に加え、若者たちが初めて人生と向き合う瞬間のナイーブな人間ドラマが、ていねいに描かれている作品です。
今だからこそ、自分だからこそのトトが生まれたんじゃないかと感じています。全力で作品世界を駆け抜けました。公開を楽しみにお待ちください!

オーディションの際にすでに絵ができあがっており、そこにまず感動したのがスタートでした。誰もが子どもの時に一度は憧れたよなー! という冒険から、親や同級生から離れて語られる思春期の悩みや不安定さ、覚悟。そのすべてをじっと黙って包んでくれるように自然が美しく描かれております。画の美しさと彼らの秘密の物語を楽しみに待っていただけると!
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