米アカデミー、21年中のイベント&試写をすべてオンラインに
2021年9月3日 13:00

アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が、2021年中は対面式のイベントや会議、試写すべてをオンラインに変更することを明らかにした。米The Wrapが報じている。
AMPASのドーン・ハドソンCEOが会員にむけて送った手紙で明らかになったもの。現在、アメリカでは新型コロナウイルスのデルタ株蔓延により感染が再拡大していることを受けての措置とみられる。AMPAS会員は、オンラインのバーチャル試写室で映画を鑑賞することになる。20年に引き続き、米アカデミー賞は新型コロナウイルスの影響を受けることになった。
9月30日に米ロサンゼルスでオープン予定のアカデミー博物館に関しては、来場者を定員の5割に抑え、マスクの着用を義務化することで予定通りローンチする。
なお、AMPASが映画界に貢献した人物に授与するガバナーズ賞授賞式の対応については不明。こちらは、22年1月15日(現地時間)の実施を予定している。
第94回アカデミー賞授賞式は、22年3月27日に開催予定。
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