米ロサンゼルスで屋内の公共エリア利用、新型コロナワクチン接種証明書が必要に
2021年8月17日 11:00

米ロサンゼルス市議会はこのほど、全会一致で屋内の公共エリアに入る際に新型コロナワクチン接種の証明書提示を義務付ける動議を承認した。これから条例の作成に入るが、ニューヨーク市と同様、屋内活動にワクチン接種の証明提示が求められることになる。
提出された動議では、「ワクチン接種をしていない人は、新型コロナウイルスに感染したり、感染を拡大させたり、地域コミュニティを脆弱化させたりするリスクが大いにあります。さらに、ワクチン接種が認可されていない12歳未満の子どもにとっても脅威であります」と説明されている。
ロサンゼルス郡では、全人口の71.5%にあたる630万人以上が少なくとも1回のワクチン接種を受けているものの、未接種者を中心に感染者が急増しており医療体制がひっ迫している。
ロサンゼルス郡のあるカリフォルニア州も、州政府職員のみならず、公立学校の職員全員に対して、ワクチン接種か定期的なPCR検査の義務化を発表したばかり。ワクチン接種義務化の流れはますます加速している。
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