「ジャングル・クルーズ」ロック様の魅力は“おじさんの底力” 小山力也が語る「ギャップがポイント」
2021年8月8日 09:00
ディズニーランドでおなじみの人気アトラクションから誕生した「ジャングル・クルーズ」(公開中)の日本版で、“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンが演じるフランク船長の声優を務める小山力也。長らくジョンソンの吹き替えを担当してきた小山が、本作で新たに感じたジョンソンの魅力を語った。
クルーズ・ツアーの船長を務めるフランクは、ジャングルの名所の数々を、ジョークや時にヤラセを交えながらガイドをする陽気なキャラクター。女性博士のリリー(エミリー・ブラント)とリリーの弟マクレガー(ジャック・ホワイトホール)と共に、アマゾンに眠る秘宝“不老不死の花”を求め、謎に包まれたジャングルの上流奥深くを目指す。
本作について、小山は「まさにアトラクションに乗船している雰囲気満載。僕が初めて乗ったのは学生時代。その頃を思い出しました。安心してドキドキ出来る幸せ! この映画にも、そんな嬉しさを感じます」と感想を明かし、「だけどね、二重三重のどんでん返しが待っていますよ!」と、予想できない展開を期待させる。
フランクを演じたジョンソンについては「頂点を極めたプロレスラーさながら、ムキムキマッチョの天下無双。世界最強、いや、宇宙最強のファイターを数々演じてきたドウェイン・ジョンソンですが、今回は、一見普通のおじさん! いちいちうるさい、ちょっと迷惑なおじさん。でもね、おじさんには秘密があるんです。そしておじさんだって、やるとき ゃやるんです! そんなおじさんの底力、懐の深さが新たな魅力です 」と、今までとは違う一面を紹介。
フランクは「ダジャレがうるさい大男。いちいち構ってられません。悪い人じゃないんだけど、ちょっと距離を置きたい感じ。ちょっとあっちに行っててほしい感じ。でもでも、実はすごかった! そのギャップがポイント」だとさらに詳しく説明し、アフレコでは「決して強さを誇示しない。能ある鷹はなんとやら! それをイメージして臨みました」と振り返る。
日本版については「私は影武者。本物を畏敬して畏怖して、本物を決して汚さぬように務めます。本物の魅力を、少しでも日本語で深められるように務めます」と前置きしてから、「ダジャレは、目で見るよりも耳で聞く方が楽しいですよね。字幕よりも吹き替えの方が、圧倒的に情報量が多いです! 字を追う必要がない分、映像がダイレクトに迫ります! スペクタクル、ファンタジー、大冒険は吹き替えですよ!」と、日本版ならではの楽しみ方を提示する。
元プロレスラーであり、現在は数々の作品で活躍するジョンソンについては、長年日本版声優を務めてきた小山も良い刺激を受けているそう。
「プロレスラーはすごいんです! ただ勝つだけじゃない。ドラマを見せて勝つんです。観客の人生を励まして、明日の元気をプレゼントするんです。チャンピオンは超一流のアクター! そして超一流は変化します。進化するんです。演技の幅がグッと広がりますねえ。強い男は優しいんです。そんなアクターとしての成長を感じられると、こちらもパワーをもらいます!」
最後に、改めて「今、最高のダイナミズムは『ジャングル・クルーズ』でしょう。ド派手にドキドキ、ハラハラ、ワクワク、そしてジーンとしてください。そして明日の元気を、たっぷりチャージしてくださいませ!」と、映画ファンへ向けて呼びかけた。
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