山崎賢人、映画の未来に「ワクワク」 主演作「夏への扉 キミのいる未来へ」がついに公開
2021年6月25日 19:33

名作SF小説を世界で初めて映画化した「夏への扉 キミのいる未来へ」が、新型コロナウイルス感染拡大に伴う公開延期を乗り越えて、6月25日に全国316館で封切。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶が行われ、主演の山崎賢人、共演の清原果耶、藤木直人、夏菜、眞島秀和、高梨臨、三木孝浩監督が出席した。
ロバート・A・ハインライン著の「夏への扉」を原作に、舞台設定を日本に移して再構築。信頼していた共同経営者と婚約者に裏切られ、自身の会社や研究のすべてを奪われた科学者・高倉宗一郎(山崎)が30年間の冷凍保存から目覚め、2025年の東京で運命を変える冒険を繰り広げる。

山崎は「無事に公開を迎えられてうれしい」と久しぶりの有観客イベントにしみじみ。「あきらめなければ、失敗じゃないという大事なメッセージが込められた作品。一生懸命な姿に共感したし、演じていて楽しかった」と“未来”のために奮闘する主人公に、自身の思いを重ねていた。
また、タイトルにちなみ「どんな未来を見たいか?」と質問されると、「映画の未来が気になっている」と回答。「今ってIMAXとか、MX4Dがあるじゃないですか。これから、どうなるのかなって。リアルに銃弾を食らって、痛みを感じるとか、座席が回転するとか……。映画の世界に入っちゃうと、ストーリーが変わっちゃうので、ギリギリのラインで(笑)。そんな未来があったら、ワクワクしますね」と声を弾ませていた。

同じ質問に、清原は「みんなが笑顔で幸せに、おいしいものをいっぱい食べられる未来があれば」と優等生な回答。何が食べたいか問われ「最近、チクワにはまっている」と意外な好みも明かしていた。ロボット役の藤木は「この映画がヒットして、『秋への扉』『冬への扉』が作られる未来があれば、また『ロボット役の藤木直人です』って挨拶できる」と作品の飛躍に期待を寄せた。舞台挨拶には主人公の相棒ネコも登場し、藤木との微笑ましいツーショットも披露された。
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