「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧が連ドラ単独初主演! キンプリ神宮寺勇太が共演「准教授・高槻彰良の推察」8月放送
2021年6月17日 17:00
「Hey! Say! JUMP」の伊野尾慧が、WOWOWと東海テレビの共同製作連続ドラマ「准教授・高槻彰良の推察」に主演することがわかった。連続ドラマの単独主演は、今作が初めて。バディ役で「King & Prince」の神宮寺勇太が3年ぶりにドラマ出演することも決定した。
原作は、2018年に第1巻が刊行された澤村御影氏の人気小説「准教授・高槻彰良の推察」シリーズ(角川文庫・第6巻まで発売中)。完全記憶能力を持つ民俗学の准教授・高槻彰良と、嘘が分かる能力を持つ大学生・深町尚哉の凸凹バディが、「コックリさん」や「神隠し」といった怪異事件の謎に挑む異色の民俗学ミステリーだ。澤村御影作品としては、今回のドラマ化が初の映像化となる。
伊野尾が扮するのは、実年齢の30歳より少し年上の34歳の高槻彰良役。青和大学文学部の准教授で、民俗学が専門。怪異現象や都市伝説を募るサイトを運営しており、そこに持ち込まれる不思議な事件の解決に乗り出す。見たものを全て一瞬で覚えられる完全記憶能力の持ち主だが、怪異に触れると理性が吹っ飛び、常識的な対応ができなくなる一面がある。
そんな高槻とバディを組む大学生・深町尚哉役を演じるのは、神宮寺勇太。地味な服装と眼鏡姿でアイドルのオーラを封印し、孤独を抱えるキャラクターに挑む。深町は、青和大学文学部の新入生。10歳の時に母方の実家の村で不思議な体験をしたことで、嘘が分かる能力を手にしてしまう。常にイヤホンをして人の声を遮断し、他人と距離を置くが、たまたま受けた講義で高槻と知り合い、怪異事件の解決を手伝うことになる。
「准教授・高槻彰良の推察」は、Season1が東海テレビ・フジテレビ系全国ネットで8月7日から毎週土曜日23時40分から放送(全8回)。Season1では、それぞれのエピソードを一話完結の物語として展開する。Season2はWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで10月から放送・配信予定。
伊野尾、神宮寺、原作者・澤村氏のコメント全文は以下の通り。
連続ドラマで初の単独主演という依頼に、すごく驚きました。皆さんに愛して頂ける作品になるように頑張りたいと思います。
僕が演じる高槻彰良が、いろんな事件を解決していくのですが、単純に推理するというより、心の中というか、人の気持ちをひも解きながら解決に導いていくのですごく難しい役だと思います。監督さんやプロデューサーさんの思いを聞きながら、キャラクターを作っていきたいです。
神宮寺くんとは、これまであまり話す機会がなかったので、ドラマの仕事でガッツリ組むことができて楽しみです。天然なのかなと勝手に思っていますが、これだけ長期間1つの作品に向き合ったら、自然と仲良くなるんじゃないかなと思っています。
まだまだ大変な世の中で、ここ1年2年で、寂しい思いや辛い思いをした方々が、沢山いらっしゃると思います。でも解釈の仕方でポジティブになれることもあると思います。このドラマを見て「こういう解釈の仕方もあるんだ」とか、「こんなことで悩んでいるけれど、こういう風に解釈したら頑張れるかもしれない、心が楽になるかもしれない」など参考にして頂けたらいいなと思います。ドラマを見てホっとして、リフレッシュして頂ける、素敵な作品になるよう頑張ります!
飛び跳ねるくらいにうれしくて、早く台本を頂けないかなとワクワクしていました。
尚哉は、特殊な能力を持っていて、ナイーブな感情の持ち主なので、繊細に表現することを意識して臨みたいと思います。セリフに込められた尚哉の気持ちなどを深く考え、一つ一つの尚哉の感情を大切にしながら、芝居を楽しみたいと思っています。
伊野尾くんは、人見知りなのかなと思っていたのですが、僕の方が人見知りしていたんじゃないかと思うぐらい、すごく話しかけてくれます。もっと会話がはずみ、会話のキャッチボールがパンパンできるように、そういった面も伊野尾くんから学びたいなと思いました。長い期間撮影させて頂くので、仲良くなれるのを楽しみにしています。
ドラマはミステリーですが、人とのつながりも描いた作品です。本当にいまは大変な時期で、心に何かモヤモヤしたものを持って、過ごしている方も多いと思います。尚哉も心の中に大きなものを抱えていますが、高槻准教授に出会ったことで、人生が変わっていきます。このドラマを見て、皆さんのモヤモヤが晴れて、少しでもハッピーな気持ちに、そして明日の活力になったらいいなと思っています。がんばります!
「准教授・高槻彰良の推察」は、ありとあらゆる巡り合わせが良い作品です。担当編集に恵まれ、イラストレーターさんに恵まれ、デザイナーさんに恵まれ、漫画家さんに恵まれ、読者様に恵まれ、本当に多くの方に愛していただいて、「大人気シリーズ」と呼ばれるほどにまでなることができました。でも、まさかドラマ化の運まで引き寄せるとは、正直な話、全く思っていませんでした。
最初に「ドラマ化の話がきています」と言われたときには、きっと実現しないんだろうなと思って「わかりました、一旦忘れます!」と元気よく返したくらいです(笑)。それなのに、気がついたら凄い方々でキャスティングが決まり、シリーズ構成案や脚本が届き、半分くらいしか実感のないままそれらをチェックする日々が始まり……ようやく八割ほどの実感を得たのが、完成稿の脚本の一ページめに原作として自分の名前を見たときでした。うわあ、本当にドラマになるんですね! あらためてびっくりです!
きっと初回放送日には、私の実感も十割に達するのではないかと思います。どうかドラマも多くの方に愛していただけますように。きっと良いものになると信じております。
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