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「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」無修正版新ビジュアル公開 「見知らぬ未亡人と見てゾクゾクしたい」岡村靖幸らがコメント

2021年5月22日 11:00

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ボーイッシュなヒロインが同性愛者の男と恋に落ちる
ボーイッシュなヒロインが同性愛者の男と恋に落ちる
(C)1976 STUDIOCANAL HERMES SYNCHRON All rights reserved

音楽家・俳優・小説家などマルチに活躍した仏アーティスト、セルジュ・ゲンズブール初の映画監督作である「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K完全無修正版」が、5月29日から公開される。このほど本作のアザービジュアルと、一足早く4K無修正版を鑑賞した横山剣岡村靖幸ら著名人から届いたコメントが公開された。

あまりに官能的なゲンズブールの代表曲で、ジェーン・バーキンとのデュエットソング「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」(1969)は物議を醸し、ローマ法王が激怒。ヨーロッパのほとんどで放送が禁止。それにも関わらず、本国フランス、日本を含め、世界的に大ヒットした同楽曲をモチーフに、ゲンズブール本人が75年に映画化した作品。ボーイッシュなヒロインのジョニーが同性愛者の男クラスキーと恋に落ちるという物語で、このほど公開されたビジュアルは、クラスキーがゲイであることからセックスができないという壁にぶち当たり、ベッドに横たわるふたりを捉えたデザインだ。

アメリカの田舎を彷彿とさせながらも、どことはわからない文明社会のゴミ捨て場が舞台。マイノリティが虐げられ、暴力が蔓延する世の中。そこに生きる、愛を求める人々。随所に「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」のインストゥルメンタル版を使用し、愛の素晴らしさを美しく描き出した。ジョニーを演じるのはファッションアインとして今なおカリスマ的人気を誇るジェーン・バーキン。寡黙ながら知的なクラスキーを演じるのは、アンディ・ウォーホルに見出だされた、20世紀のNYカルチャーにおける最も有名なセックス・シンボルである美男スター、ジョー・ダレッサンドロ

上映されるたびに修正を加えられるも、多くのファンに賞賛されてきた伝説の傑作が、ゲンズブール没後30年となる2021年、待望の4K完全無修正版となり、鮮やかに美しくよみがえる。なお95年のリバイバル上映時と同様、寺尾次郎氏による日本語字幕での上映となる。5月29日から、新宿K's cinemaほか全国順次公開。

▼コメント一覧
横山剣(クレイジーケンバンド)
こんな傑作が無修正で観れることと、
小学生の僕にゲンズブールの存在や曲を教えてくれた実父に感謝します。
■ライムスター宇多丸(ラッパー/ラジオパーソナリティ)
元となった楽曲の「官能的」なイメージとはむしろ裏腹な、ただただ不恰好で殺伐とした愛の不毛地帯……その只中で、それでもやっぱりカテゴライズ不能な孤高の輝きを放ってしまう本作のジェーン・バーキンは、改めて特別だ。
岡村靖幸 (音楽家)
真夜中、地方の古い映画館で
煙草の焦げ跡が有る
真っ赤なベルベットの椅子で見知らぬ未亡人と
この映画を見てゾクゾクしたい。(肩にもたれながら)
■ヴィヴィアン佐藤(美術家/ドラァグクイーン)
都会のゴミが流れ着く三途の川。冥府で苦しむ三人の若者。そこでは「ダムゼル・イン・ディストレス」=幽閉された姫 とは全員のことだった。
これは冥府での一瞬のロマンスだ。冒頭粉々に砕け散るグラスは、彼ら三人のゆくすえ。不安定で不可視の愛の引力が確かに映り込んでいる。
様々な衣服も流れ着くゴミ溜め場。廃服は人々の生が脱皮した抜け殻だ。楽曲「ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ」は4分21秒。愛の寿命はそれくらいだ。

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