「東京卍リベンジャーズ」アニメ、実写映画に続き舞台化 木津つばさ、野口準、松田凌、陳内将ら出演で8月上演
2021年5月22日 18:00
原作は「週刊少年マガジン」(講談社刊)で連載。人生どん底の花垣武道(タケミチ)は、中学時代に付き合っていた橘日向(ヒナタ)が、悪党連合「東京卍會」に殺されたことを知る。何者かによって駅のホームから突き落とされ、12年前の中学生時代にタイムリープしたタケミチは、ヒナタを救うべく過去と現在を行き来しながら「東京卍會」の中で成り上がっていく。今年4月からテレビアニメ版が放送中で、7月には北村匠海主演による実写映画版の公開が控えている。
舞台版では、タケミチ役を木津が担当。ヒナタの弟でタケミチの協力者となる橘直人を「MANKAI STAGE『A3!』」の野口準、総長として「東京卍會」を率いる佐野万次郎を「ミュージカル『薄桜鬼』」の松田凌、副総長の龍宮寺堅を「MANKAI STAGE『A3!』」の陳内将が演じる。脚本・演出は「おそ松さん on STAGE」(脚本)の伊勢直弘が務める。現在と過去のキャラクターを対照的に写したビジュアルも公開されている。
出演に向けて木津は「『東京卍リベンジャーズ』といえば、男心をくすぐる抗争シーンやタイムリープ仲間に惹かれ成長していく心、そして言葉ひとつひとつの純朴さ、何をとっても胸が熱くなる物語。漫画、アニメ化、実写映画に続き、舞台化と最高のキャスト・スタッフ陣でみなさまに熱くるしいほどに最高の夏をお届けすることを誓います。自分自身、ここに全てを賭けて挑ませていただきますのでぜひ、期待していてください!」と意気込みを語っている。
大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールで8月6~8日、東京・日本青年館ホールで8月12~14日、神奈川・KT Zepp Yokohamaで8月19~22日に上演。チケット料金は公演パンフレット付きで1万3000円。公式サイトで先行受け付けを行っている。木津をはじめキャストのコメント全文は以下の通り。
みなさま、初めまして。花垣武道を演じさせていただく木津つばさです。
『東京卍リベンジャーズ』といえば、男心をくすぐる抗争シーンやタイムリープ仲間に惹かれ成長していく心、そして言葉ひとつひとつの純朴さ、何をとっても胸が熱くなる物語。漫画、アニメ化、実写映画に続き、舞台化と最高のキャスト・スタッフ陣でみなさまに熱くるしいほどに最高の夏をお届けすることを誓います。
自分自身、ここに全てを賭けて挑ませていただきますのでぜひ、期待していてください!
みなさまこんにちは! このたび、舞台「東京リベンジャーズ」に橘直人役で出演させていただきます! 野口準です。
もともと原作を読ませていただいていて、寝る間も惜しんで読むほど大好きな作品なので、今回直人として作品に関われることが心底嬉しいです。と同時に、たくさんの原作のファンのみなさまに素敵なものを届けられるように、誠心誠意向き合って行かなければと、強く思っております!!
キャストのみなさまもほんとに素敵な方ばかり。本当に身が引き締まる思いです。舞台の上で、みなさまにお会いできる日を心から楽しみにしています。応援のほど、よろしくお願いいたします!!
佐野万次郎を演じます松田凌と申します。
今作この役を演じるにあたり、ひとつ自分の中で肝を据えて参加させていただきます。男のバイブルとして新たに金字塔を打ち建てている漫画だと思っdているからです。
舞台化する上で、さまざまなご意見があって然るべきだと思います。その責任を全て背負う覚悟で臨むつもりです。マイキーとして板の上で生きられるよう今夏は東京卍會に全てを捧げます。まずは自分が後ろにいるかぎり、誰も負けないようにします。
劇場に確かめにいらして下さい。演劇界にて、不良の時代の幕開けです。
みなさま。このたび、舞台「東京リベンジャーズ」に「東京卍會」副総長・龍宮寺堅=ドラケン役として出演させていただきます、陳内将です。
もともと原作から大好きだったため、作品を読み進めるごとにマネージャーさんに「舞台化の話はありませんか」、「オーディションなど、少しでも情報があったら教えてほしいです」と数年前から連絡を絶えず入れていました。念願叶い、ドラケンを演じられると連絡が来た際に、しばらく武者震いをしたのを思い出します。
愛してやまないこの作品の中で、いかに仲間たちを想い、信じ、愛して、上演を楽しみに待つ「家族」へ僕らの信念がしっかりと届くように、日々を真っ直ぐに生きようと思います。なにとぞ、東京リベンジャーズを、トーマンをよろしくお願いします。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
第86回アカデミー作品賞受賞作。南部の農園に売られた黒人ソロモン・ノーサップが12年間の壮絶な奴隷生活をつづった伝記を、「SHAME シェイム」で注目を集めたスティーブ・マックイーン監督が映画化した人間ドラマ。1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク州サラトガ。自由証明書で認められた自由黒人で、白人の友人も多くいた黒人バイオリニストのソロモンは、愛する家族とともに幸せな生活を送っていたが、ある白人の裏切りによって拉致され、奴隷としてニューオーリンズの地へ売られてしまう。狂信的な選民主義者のエップスら白人たちの容赦ない差別と暴力に苦しめられながらも、ソロモンは決して尊厳を失うことはなかった。やがて12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会う。アカデミー賞では作品、監督ほか計9部門にノミネート。作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した。
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。