12万人のユダヤ人を救った実話 「アウシュヴィッツ・レポート」7月30日公開
2021年5月9日 11:00

ナチス・ドイツのアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所を脱走した男たちの実話を描いた「The Auschwitz Report」の邦題が「アウシュヴィッツ・レポート」に決定し、7月30日から公開される。
1944年4月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。遺体の記録係をしているスロバキア人のアルフレートとヴァルターは、日々多くの人々が殺される過酷な収容所の実態を外部に伝えるため脱走を実行した。
同じ収容棟の囚人らが何日も寒空の下で立たせられ、執拗な尋問に耐える中、仲間の思いを背負った2人は、なんとか収容所の外に脱走し、ひたすら山林を国境に向けて歩き続けた。奇跡的に救出された2人は、赤十字職員にアウシュヴィッツの信じられない実態を告白する。

スロバキア人のペテル・ベブヤクが監督を務め、第93回アカデミー賞国際長編映画賞のスロバキア代表に選出された。脱走する2人を、「オフィーリア 奪われた王国」のノエル・ツツォル、新人のペテル・オンドレイチカが熱演。2人を救済する赤十字職員として、「ハムナプトラ」シリーズのジョン・ハナーが出演している。
日本版ポスターも披露され、アウシュヴィッツ収容所から脱走する主人公たちの姿が大きく使用されている。「ホロコーストの真実を世界に伝える」というコピーとともに、脱走者の強い意志と必死さが伝わってくる。
「アウシュヴィッツ・レポート」は7月30日から東京・新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
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