米映画館チェーンのアークライトとパシフィック・シアターズが閉鎖
2021年4月16日 11:00

米カリフォルニアを中心に展開するシネコンチェーンのパシフィック・シアターズと、傘下の高級シネコンチェーンのアークライト・シネマズが、劇場を閉鎖することを決定した。
パシフィック・シアターズとアークライト・シネマズは、カリフォルニアを中心に約300スクリーンを所有。アメリカでは、ワクチン接種の加速による新型コロナウイルスの感染者数低下に伴い、映画館の再開の動きが活発化している。カリフォルニア州は6月15日(現地時間)から定員制限を撤廃すると発表しているが、そこまで持ちこたえることができなかったようだ。
この報道を受けて、「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」のライアン・ジョンソン監督は、「がっかりだ」「アークライトで働いていた誰もが映画を愛していたし、それを感じることができた。青いシャツを身に纏い、アークライトを特別な場所にしてくれた座席案内人からマネージャー、映写技師のみなさんに愛を送りたい」と自身のTwitterでコメントしている。
パシフィック・シアターズとアークライト・シネマズが発表した声明は下記の通り。
1年以上前に劇場を閉鎖した私たちは、本日、アークライト・シネマズとパシフィック・シアターズの営業再開を断念するという、困難で悲しいニュースをお伝えしなければなりません。
これは誰も望まない結果ですが、あらゆる可能性のある選択肢を消耗したにも関わらず、継続可能な方法が見あたりませんでした。私たちの映画館を、映画鑑賞にもっとも適した場所にするために、職業人生を捧げてきたパシフィックとアークライトの全従業員の皆さんの奉仕とお客様への献身に感謝しています。
また、長年にわたり映画鑑賞を素晴らしい体験にしてくださったお客様や映画関係者の皆様にも、深く感謝しています。みなさまにお仕えできたことを誇りに思います。
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