米アカデミー賞出席者は“エッセンシャルワーカー”扱いに
2021年4月9日 12:00

第93回アカデミー賞授賞式の出席者はエッセンシャルワーカー(生活に不可欠な労働力)の免除が適用され、外出制限の対象外となるようだ。米バラエティが報じた。
バラエティが米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミー(AMPAS)から入手した書面によれば、ノミネート者とその同伴者は授賞式出席にあたり、必要書類を事前に提出し、ロサンゼルス到着後は隔離期間を設け、授賞式直前の1週間で合計3回のPCR検査を受診することが必要とされる。映画やテレビの撮影現場で現在実施されている感染防止対策を講じることで、授賞式や関連行事、およびその準備を社会活動に必要な仕事とみなし、関係者や参加者たちの移動を可能にする。
出席者の到着日は出発地の感染リスクによって分けられ、国内在住者や感染状況が落ち着いている国からの渡航者は4月20日までに、感染リスクの高い国からの渡航者は4月17日までに入国することが求められる。ただし、カリフォルニア州外からロサンゼルス郡に移動する場合、10日間の自主隔離が必須となり、その期間中は同居人、あるいは従事する仕事の関係者以外との接触が禁止されている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ゴールデングローブ賞をはじめとする映画賞の授賞式がバーチャル形式に切り替えていたが、アカデミー賞授賞式は従来通りの対面形式での開催を決定したことでノミネート者たちから不満が噴出していた。今回明示された旅程と隔離についての計画書の提出期限は、1次締切が4月8日(現地時間)、2次締切が同12日となっており、出席者やスタジオ関係者は短期間での対応を迫られることになりそうだ。
第93回アカデミー賞授賞式は4月25日(現地時間)、ロサンゼルスのユニオン駅、およびドルビーシアターで開催される。
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