成田凌、“すごい人”清原果耶に全幅の信頼　初共演は「最初からいい感じ」

映画「まともじゃないのは君も一緒」の公開記念舞台挨拶が3月20日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われ、主演の成田凌と清原果耶、共演する泉里香、前田弘二監督が出席した。

人とのコミュニケーションが苦手で、数学ひと筋で生きてきた予備校講師の大野（成田）と、恋愛経験はないが恋愛雑学だけは豊富な教え子の香住（清原）が「普通」の恋愛を追求する姿をユーモラスに描く恋愛ドラマ。「婚前特急」の前田監督と脚本・高田亮が再タッグを組み、3月19日に全国116スクリーンで封切られた。

劇中で成田と清原は、膨大なセリフ量の応酬をしており「初めましてで本読みをさせていただき、最初からいい感じだった」（成田）。以前から、清原の存在に注目していたといい「前々から“すごい人”がいるぞと思っていたが、案の定でした。楽しかったですし、役を生きていると感じられたのは、清原さんのおかげです」と全幅の信頼を寄せた。

一方の清原は「私自身は爆発しまくる役だったんですが、成田さんがドンと構えて、柔軟に合わせてくださった」とこちらも高い信頼感。「初対面の印象からずっと変わらず、いつ会っても安心だった」と明かし、「アドリブを思いついたら、言っちゃえと軽く思える楽しい現場だった」と振り返った。

春分の日にちなみ「この春から始めたいことは？」と問われると、成田は「格闘技」と即答。バラエティ番組に出演した際、モデル業と格闘家を両立させる女性と出会ったのがきっかけだといい「おれも強くならなきゃって。キックボクシングとかですかね？　今マネージャーと探しているところです」とやる気満々。清原は「世間が落ち着いたら、旅行に行きたいですね」と語り、「ぜひ普通って何だろうと考えていただければ。普通にとらわれ過ぎず、自分らしく、自分の人生を楽しんでいただければいいのかなと思います」と映画をアピールしていた。