尾上松也、初主演映画の封切りに感無量「役者冥利につきる」
2021年3月13日 19:00

大谷紀子氏の漫画を実写映画化した「すくってごらん」の公開記念舞台挨拶が3月13日、東京・TOHOシネマズ日本橋で行われ、映画初主演の尾上松也、共演する百田夏菜子(ももいろクローバーZ)、柿澤勇人、石田ニコル、真壁幸紀監督が出席した。
ある失敗で順風満帆な人生から外れたメガバンクの銀行員・香芝誠(尾上)が、左遷の地で「金魚すくい」やそれを取り巻く人々と出会い、成長していく。3月12日に全国96スクリーンで封切られた。

挨拶に立った尾上は「ぶっ飛んだ脚本で、一抹の不安がよぎったが、チャレンジングな精神に共鳴した。これを形にしようとする監督の心意気を感じ、僕でよければ、お力添えできればと思った」と回想。共演陣から座長ぶりを称えられると、「僕も含めて、現場の皆さんに楽しい空気で、お仕事していただきたいので」と照れ笑いを浮かべ、「思いをひとつにできるメンバーが揃ったことが奇跡。皆さんに恵まれ“すくわれた”からこそ、やりきれた。役者冥利につきる」と感無量の面持ちだった。

百田は主人公が恋心を抱くヒロインを演じ、「ミステリアスな女性役が、私でいいのかなと不安もあった」。それでも演技や歌唱に加えて、ピアノ演奏に初挑戦し「こんなありがたい機会はない」と振り返り、「私にとっても初挑戦の詰まった作品。松也さんが一番近くで応援してくださったし、ご一緒じゃなければ、こんなにいろんな挑戦はできなかった。もっと頑張って成長できれば」と感謝を示した。

真壁監督は「令和の喜劇役者を求めていた。主役として華があり、歌えて、コメディ要素もこなし、情けなくも見える。これはもう、尾上松也さんしかいない」と太鼓判。百田に対しては「厳しく接してきたので、感謝したい」と胸の内を明かし、「ピアノの演奏も完ぺき。見えない努力をしてくださったおかげ」と話していた。

(C)2020映画「すくってごらん」製作委員会 (C)大谷紀子/講談社
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