三森すずこ&Snow Man佐久間大介が吹き替え 中国アニメ「白蛇:縁起」今夏公開
2021年2月12日 18:00
中国で興行収入70憶円以上を記録した中米共同制作のフル3DCGアニメ映画「白蛇:縁起」の日本語吹き替え版が、2021年夏に公開されることが決定した。吹き替えキャストは、声優の三森すずこ、人気アイドルグループ「Snow Man」の佐久間大介が主演を務め、杉田智和、悠木碧、佐倉綾音が共演。佐久間は声優としては初主演となる。
中国のアニメ会社・追光動画とワーナー・ブラザースがタッグを組んだ本作は、中国古代の四大民間伝説の1つとされる「白蛇伝」の“前世の話”を描いた長編アニメ。記憶をなくしてしまった白蛇の妖怪・白(ハク)と捕蛇村の少年・宣(セン)が繰り広げる冒険、蛇族との戦い、2人の恋に立ちはだかる大きな試練がつづられる。ハイクオリティなグラフィックと感動的なストーリーが話題を呼び、中国国内で大ヒットを記録した。
吹き替えキャストは、見た目は美少女の白蛇の妖怪・白役を三森、白を救う少年・宣役を佐久間が演じ、しゃべれる犬・はらまき役を杉田、“2つの顔”を持つキャラクター・宝青坊の主(ほうせいぼうのぬし)役を悠木、白の妹・青(セイ)役を佐倉が担当。三森は「佐久間さんとのダブル主演と聞いて驚きました。ご活躍されている姿をテレビで拝見していたので、私で良いのかな……という緊張感もありましたが、一緒にお芝居するシーンが多いので、どんな宣を演じられるのだろうとワクワクしていました」と振り返っている。
一方の佐久間は、「まさか自分が主演に携わらせていただける日がこんなに早く来るなんて思ってもみなかったので声を出して驚きました。そして超人気声優の方々との共演は足を引っ張らないように全力で食らいついて行かなくては! と気が引き締まりました」と率直な思いを告白。また杉田は、「宣を演じる佐久間さんの誠実さが、作品の彩りをとても華やかにしてくれています」と称賛している。
さらに、神秘的な目が大きく描かれたポスタービジュアル、吹き替えキャストの声を収めたティザーPVが公開。同日に収録を行った佐久間、三森、杉田、悠木の集合写真(佐倉の収録は別日)やコメント動画も披露されている(コメント動画は、「白蛇:縁起」Weibo公式アカウント限定)。
キャストのコメント全文は以下の通り。
タイトルにもなっている白蛇の白役を演じるということで、喜びと緊張で身が引き締まる思いでした。中国のアニメ作品は初めて観させていただいたのですが、クオリティの高いCGと美しい絵や音楽に圧倒されました。伝説が元になっているというストーリーも胸に響くものがあり、見終わった後の余韻が心地良かったです。また佐久間さんとのW主演と聞いて驚きました。ご活躍されている姿をテレビで拝見していたので、私で良いのかな…という緊張感もありましたが、一緒にお芝居するシーンが多いので、どんな宣を演じられるのだろうとワクワクしていました。ストーリーやアニメーション、声優陣の個性豊かな演技など様々な側面から楽しめる映画だと思います。
出演が決まったと聞いて嬉しい気持ちと驚きが同時に来ました。まさか自分が主演に携わらせて頂ける日がこんなに早く来るなんて思ってもみなかったので声を出して驚きました。そして超人気声優の方々との共演は足を引っ張らないように全力で食らいついて行かなくては! と気が引き締まりました。ただずっと不安な気持ちで参加するのは失礼だなと思い、共演者の方と肩を並べることを気負うのでは無く、自分なりにしっかりお芝居をしようと思い挑ませてもらいました。CGアニメーションも凄く綺麗で細かい動作まで繊細に描かれていますし、「愛」の偉大さも感じられる作品です。自信をもって面白い作品です、と胸を張って言える作品に仕上がりました。
当作品では喋れる犬「はらまき」役で出演しています。飼っていた犬の事を思い出して、その時の動きや息遣いを参考に演じました。他の中国制作の作品に出演して中国のアニメ映画により注目しているタイミングだったので「白蛇:縁起」への出演ができて嬉しい気持ちです。宣を演じる佐久間さんの誠実さが、作品の彩りをとても華やかにしてくれています。
今回は狐と娘、2つの顔を持つキャラクターを演じました。妖艶な女性が誘った獲物を意地悪な妖怪が食べちゃう…みたいな、そんなイメージで取り組みました。透明感があってとにかく美しいアジアの風景と、種族を超えたラブストーリーが胸に残ります。おひとり様で観てよし、ファミリーで観てよし、カップルで観てよし、お友達と観てよし。どんな方にご覧頂いても、誰とご覧頂いても、楽しいと言っていただける作品だと思います。
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